知っておきたいカーボンフットプリントの常識
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カーボンフットプリントって何?


カーボンフットプリント(CFP)とは、商品の原料採取から製造・販売・使用・廃棄までのライフサイクル全体で排出される温室効果ガス(CO2はその代表)の量を商品に表示して「見える化」することです。これにより、消費者は「環境」という新たな指標をもとに製品を選択できるようになり、生産者は自社の中でCO2を多く出しているポイントを把握でき、消費者と生産者が一体となってCO2削減に取り組むことができます。
ポイント解説

意外と知られていませんが、CFP値は、印刷用紙、プレート、電力以外にも、VOCや水、車のガソリン、廃棄物処理なども含めた環境負荷全体を示すトータルの数値です。
CFPって印刷業界にも関係あるの?

食料品や文具など、さまざまな商品でCFP表示が進んでいる。
クライアントであるメーカーや販売会社などで、CFPを表示する動きが広まっています。CFP値には、商品のパッケージの印刷で排出されるCO2の量も含まれるので、印刷会社としてもCFPの算出が求められることになります。今後、下のような流れで、CO2削減が連鎖的に進んでいくでしょう。これが、CFP制度の狙いでもあります。

ポイント解説

印刷会社では、受注時に、クライアントから見積もりと一緒にCFP値の提出を求められ、その数値をもとに選定されることが予想されます。
CFPは法律なの? 義務なの?

日本では、経済産業省が2009年から2011年まで、CFPの普及のために「カーボンフットプリント制度試行事業」を推進しています。現状、まだ法制度化・義務化するという話はないので、企業の自主的な取り組みという位置づけですが、2011年11月には、CFPの算出方法と表示方法の国際規格(ISO)が発行される予定です。
ポイント解説

ヨーロッパの国々では義務化の議論が始まっています。もし日本でも義務化されれば、クライアントから提示を求められるでしょう。いまからCFPを算出できるようにしておくと安心です。CFPがISO化されると、ISO14001と併せて管理されていく可能性もあり、サプライチェーン全体でCFP値の低減を求められるようになるかもしれません。
印刷物のCFPを計算するには何が必要なの?

工場で使った年間のエネルギー(電力消費量、ガス消費量)や、印刷に使った資材の量を把握しておきます。具体的には、電力会社から発行される1カ月ごとの領収書や、資材購入伝票、棚卸し帳簿などがエビデンスになります。
1JOBあたりのCO2排出量 =
1JOBあたりのエネルギー・資材(紙・インキ・PS版など)の量 × 各CO2排出係数
ポイント解説

1JOBごとに投入したエネルギー・資材の量を把握されると良いですが、1JOBあたりのエネルギー量が測定できなければ、年間の投入量を年間の製造量で按分する方法もあります。「各原材料のCO2排出係数」は「原単位」とも呼ばれており、素材の単位あたりのCO2排出量が自身で把握できない場合、CFP事務局から公開されているデータを使います。
印刷物のCFP値を下げるにはどうすればいいの?

印刷物のCFP値の内訳は、おおよそ、印刷用紙が約70%、プレートが20%、印刷工場のエネルギーが10%の比率で、小部数になるほどプレートの比率が上がります。したがって、CFP値低減に効果的なのは、CFP値の低い材料(印刷用紙・プレート)を選ぶことです。
ポイント解説

未来の子孫のために、次の4項目を推進し、CO2削減に貢献しましょう。
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1. CFP値を表示している、またはCFP値の低い材料を選ぶ。
富士フイルム製CTPプレートのCFP値は、他社品の標準値より30~40%も低くなっています。
2. 3R(Reduce:減らす、Reuse:繰り返し使う、Recycle:再資源化する)を実践する。
損紙低減は『FFGSバリューアップヘキサゴン』の『i-ColorQC』『I-PrcessQC』など でお手伝いいたします。また『ブランパイリング抑制ケミカル』も効果的です。
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3. エネルギー効率の高い機器、省エネ機器を導入する。
CTPセッター『Luxel PLATESETTER T-9900G』、廃液削減装置『XR-2000/5000』、LED方式ライン型紫外線硬化装置『Aicure UD80』をお薦めします。

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4. 省エネルギー化を推進する。
工程短縮には『FFGSバリューアップヘキサゴン』の『i-ColorQC』『i-PrcessQC』をぜひご活用ください。
まずは『FFGSバリューアップヘキサゴン』のスタートアップ診断で自社の課題を発見し、『FFGS環境ソリューション』の「省エネ診断」「電力測定」「CFP算出」などのサポートメニューを活用しながら、「環境負荷の見える化」を始めましょう。


