ページの先頭です
ページ内移動用のリンクです
サイト内共通メニューへ移動します
本文へ移動します


ここからサイト内共通メニューです
サイト内共通メニューをスキップしてサイトの現在地表示へ移動します

サイトの現在地を表示します
サイトの現在地表示をスキップして本文へ移動します


お知らせ

 

下記内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(サービスの変更、組織変更など)がありますのでご了承ください。

彫刻型フレキソ製版システム『FLENEX DLE System』

世界1号機が金羊社で稼働開始
多品種小ロットの軟包装などでメリット発揮。製版内製化により品質管理も万全に

2014年12月5日

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社(社長:渥美守弘、以下 FFGS)が10月に発売した彫刻型フレキソ製版システム『FLENEX DLE System』の世界第1号機が、このほど株式会社金羊社(社長:浅野健氏)の大口工場(愛知県丹羽郡大口町上小口2-134)に導入され、稼働を開始しました。同工場は、金羊社のアライアンスパートナーである大和グラビヤ株式会社(社長:後藤明氏)の大口工場内に新設された生産拠点で、金羊社がフレキソ製版設備を、大和グラビヤがフレキソ印刷機・ラミネーターなどの設備をそれぞれ導入し、両社共同で運営。主に食品などの軟包装印刷を手がけています。『FLENEX DLE System』で出力した版は、金羊社の他のフレキソ工場にも供給されます。

金羊社は、1926年に創業、90年近い歴史を持ち、音楽・映像・ゲームソフトなど、エンタテインメント業界向けパッケージ印刷においてトップシェアを誇る企業。これまでオフセット印刷を主軸としてきましたが、3年前から水性フレキソ印刷を採り入れ、事業領域の拡大を図っています。東京都大田区の本社のほか、神奈川県の御殿場工場(オフセット印刷)、栃木県の小山工場(フレキソ印刷/トーホー加工と共同運営)、宇都宮工場(同/廣済堂と共同運営)、そして今回開設した大口工場の計4工場から成る生産体制を有しています。

大和グラビヤは、食品・化粧品・医薬品など幅広い分野のパッケージを手がけるトータルメーカー。名古屋市に本社を置き、生産拠点は、南アルプス(長野県)、大口(愛知県)、犬山(同)の3工場。企画・デザインから製版・印刷、加工・製袋までの一貫した生産システムに加え、新素材やオリジナルパッケージの研究開発部門も有しています。2012年4月には、パッケージ印刷用ファインジェットプルーファー『GP-PRIMOJET Basic』の第1号機を犬山工場に導入しています。

両社は、昨年秋にアライアンスを締結。金羊社のオペレーターが技術研修を兼ねて大口工場のフレキソ印刷機・ラミネーターのオペレーションに携わるなど、共同でフレキソ印刷事業に取り組んできました。今回、金羊社が『FLENEX DLE System』を導入したのを機に、同工場は金羊社のフレキソ製版・印刷拠点としての機能も正式に担うことになりました。

11月12日には、金羊社・大和グラビヤ・FFGSの3社合同記者発表を実施。この席で、金羊社の浅野社長は、『FLENEX DLE System』の導入経緯について、次のように語りました。
「フレキソ印刷は、アニロックスローラーを使うので、印刷機上でインキの調整ができません。つまり、印刷品質はインキと版に依存することになるため、製版はぜひとも内製化したいと考えていました。また、当社はまだ3年しかフレキソ印刷を経験しておらず、もっと幅広いノウハウを身につけたいという思いもあります。そんな中で今回、『FLENEX DLE System』が発売されました。オフセット分野で長年にわたりサポートしていただいている富士フイルムさんなら、フレキソに関しても一緒に取り組んでいけるだろうという安心感もあり、早速導入を決めました。大口工場は、当社のフレキソ工場の中で、手がけている品目が最も多く、多品種・小ロット型の生産であるため、フレキソ製版のノウハウを習得するのに最適な環境であると考えています」

また、『FLENEX DLE System』の導入メリットについて、金羊社フレキシブルパッケージング事業部の國崎守男部長は、従来の現像処理版を使ったフレキソ製版工程との比較で、(1)ミスの削減、(2)作業の標準化、(3)作業者の占有時間の削減(彫刻中に他の作業が行なえる)、(4)現像廃液処理からの解放、(5)省スペース化、(6)メンテナンスの工数削減、(7)ダイレクト彫刻による優れた網点品質、(8)作業環境のクリーン化、などを挙げ、高く評価。そのうえで、同システムを活かした戦略を、次のように述べました。
「水性フレキソならではの優位性を活かせる市場に、積極的にアプローチしたいと考えており、たとえば、伸縮性のある素材や、薄い紙・フィルムなどを用いてどんな付加価値を提供できるか、新たな商材の研究開発を進めています。今回『FLENEX DLE System』を導入した大口工場は、その中核拠点と位置付けています」

高品質な「顔写真入り軟包材パッケージ」をフレキソ印刷で実現した例の一つとして、名古屋のアイドルグループ「チームしゃちほこ」のメンバー写真入りスナック菓子『チームしゃちほこ スティックスナック』があります。同商品にはメンバーのオリジナルフォトカードが封入されており、これは金羊社の御殿場工場でオフセット印刷したもの。オフセットとフレキソの両設備を持ち、エンタテインメント業界と深いつながりを持つ同社の強みが発揮された商品でもあります。

金羊社としての今後の展望について、浅野社長は、「これからさらに研鑽を積み、“フレキソ印刷の第一人者”と言われる存在になりたい」と意気込みを語り、「将来的には、フレキソの売上比率を全体の約50%まで高め、オフセットと合わせて100億円超を目指す」と具体的な目標を示しました。

また、大和グラビヤの後藤社長は、「今後、流通企業などからパッケージ印刷の水性化を求められることが考えられ、当社としてもその要求に対応できる体制づくりは重要。投資リスクを抑えながら水性フレキソ印刷の設備環境を整えるべく、金羊社様との提携という形をとった」と今回のアライアンスの意義について説明したうえで、「フレキソ印刷とグラビア印刷それぞれの利点を両社が理解し、事業に活かしていければと思う」と語りました。

FFGSでは、今後、FLENEXシリーズの販売をワールドワイドで展開し、フレキソ製版の品質向上・生産性向上に貢献していきます。同時に、パッケージ向けトータルソリューションのさらなるラインアップ拡充を図り、水性フレキソによる「人と環境にやさしいパッケージ印刷」をより強力にサポートしていきます。

●FLENEX DLE System

版に直接レーザー彫刻を行なう「DLE方式」のフレキソ製版システムで、フレキソ版材とダイレクトレーザー彫刻機で構成。版材は『FD-H』『FD-S』の2種をラインアップ。『FD-H』は写真やグラデーションなどの再現に、『FD-S』は文字や線画の再現に適している。彫刻機『FLENEX DLE Setter DL-50』は、非常にシャープな描画品質と「1時間あたり0.8m2」という高生産性を両立させている点が大きな特長。スリーブに版を装着した状態で彫刻が行なえるため、作業の効率化にも大きく寄与する。DLE方式の工程はきわめてシンプルで、レーザー彫刻の後、水洗のみで製版が完了する。工程が少ない分、安定した製版品質が得やすく、網点再現性にも優れている。

[画像]

[画像]

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社
  • 広報宣伝部
  • TEL :03-6419-0380
  • FAX :03-6419-9896
ここからフッターです

ページの終わりです
ページの先頭へ戻る