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お知らせ

 

下記内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(サービスの変更、組織変更など)がありますのでご了承ください。

GP-PRIMOJET Basic導入事例――日大グラビヤ株式会社

印刷シミュレーション精度も、拠点間のマッチング精度も大幅アップ。

「色の数値管理」も徹底し、より確実な品質保証を実現。

2015年3月6日

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社

日大グラビヤ株式会社(本社・大阪府大東市新田西町2-8、社長・中西孝夫氏)は、大阪・埼玉・愛媛にあるすべての生産拠点で、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(以下FFGS)のパッケージ印刷用ファインジェットプルーファー『GP-PRIMOJET Basic』を導入するとともに、「色の数値管理の徹底」など、品質管理体制の強化に取り組んでいる。『GP-PRIMOJET Basic』は、フィルムを含めたパッケージの原反に直接出力できることや、プロファイル作成機能・キャリブレーション機能の精度の高さなどから、2012年秋の発売以来、パッケージ分野での導入が進んでおり、同社もこうした特長に着目していち早く採用を決めた。導入の経緯や具体的な活用メリットなどについて、大阪工場 工場長・中村治行氏、第一生産課 MPグループ・堀敬治氏に伺った。

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●印刷に近似した白インクコントロールが最大の決め手に

日大グラビヤは、本社・埼玉・川之江(愛媛県)の3工場のほか、静岡・福岡に営業所を持ち、全国のグラビア印刷会社・コンバーターを顧客として軟包装向けグラビア製版加工業務を展開。データ編集からシリンダー加工、彫刻/レーザー製版、校正刷りまでの一貫体制で高度なニーズに応えており、とくに、カラーマネージメントをはじめとする品質管理の技術には定評があり、顧客から厚い信頼を得ている。

同社では、印刷色見本およびクライアント提示用サンプルの作成に、以前からインクジェットプルーファーを活用してきたが、カラーマッチング精度のさらなる向上、広幅メディアへの対応、作業効率化などの目的から、2年ほど前に『GP-PRIMOJET Basic』への切り替えを決定。2013年2月に大阪の本社工場に導入、次いで埼玉・川之江の2工場にも設置し、全拠点のプルーフを『GP-PRIMOJET Basic』に統一した。

3工場で品質管理の要として運用する、きわめて重要な位置付けの設備になることから、検証作業はさまざまな角度から入念に実施。FFGSのショールームにデータを持ち込み、各工場の担当者が立ち合って出力品質や使い勝手を徹底的にチェックした。その結果『GP-PRIMOJET Basic』を採用した理由について、中村工場長は次のように述べる。
「まず、透明フィルムに直接出力できることが前提条件としてありましたので、この要件を満たす機種を候補に挙げて検討を進めていました。その中で、『GP-PRIMOJET Basic』を選択する最大の決め手になったのは、白インクの色味を高精度にマッチングできることです。出力したプルーフはお客さまが印刷見本として使用するものですから、実際のグラビア印刷と再現が離れてしまってはその役目を果たせません。したがって、私どもはカラーマネージメントソフトを駆使しながら本印刷に限りなく近い色再現を追求していくわけですが、そのベースになるのが白インクです。『GP-PRIMOJET Basic』は、この白インクの色味がグラビア印刷の白色に非常に近く、トップ濃度から中間調にかけてのコントロールの精度も高かったのです」

もう一つ、プリンターのスペック面で決め手になったのが、出力サイズであった。同社が従来使用していたプルーファーは、出力幅が約600ミリに限られていたが、『GP-PRIMOJET Basic』は1,371ミリと、倍以上のサイズに対応できる。広幅対応は、顧客からの要望が多かった点でもあるという。

また、大阪工場で『GP-PRIMOJET Basic』のオペレーションを担当する堀氏は、「システム全体に貫かれている考え方や、カラーマネージメントに対するサポート姿勢などにも共感した」と語る。
「FFGSさんから『GP-PRIMOJET Basic』の提案をいただいた際、プルーファーとしてのスペックだけでなく、印刷での刷りやすさを重視したプロファイル作成や、それを基にした色管理・品質管理といった、トータルな「カラーマネージメントシステム」としての考え方についてもお話しいただき、それがとても響きましたね。私自身、印刷とプルーフのカラーマッチングを追求していく中で、思うように精度が上がらず壁にぶつかっていたのですが、『GP-PRIMOJET Basic』の導入によって、大きく前進できるのではないかという可能性を感じました」

●「標準条件に対するマッチング精度」が確実に向上

個々の顧客ごと、あるいはジョブごとに個別のカラーマッチングが必要とされるシビアな品質管理の中、『GP-PRIMOJET Basic』は、さまざまな面でメリットを発揮しているという。 「まず、カラーマッチングの精度が確実に上がりましたね。これは、ソフトの演算力など機能の向上による効果ももちろんですが、先ほどお話しした白インクのマッチング精度によるところも大きいと思います。お客さまの方でテスト刷りをされた“標準条件”で刷っていただければ、ほぼ及第点がとれる。もちろん、つねにその標準条件で印刷されるとは限らないのですが、『GP-PRIMOJET Basic』によって、テスト刷りの条件をターゲットにしたカラーマッチングという基本的な色管理が、より高精度に行なえるようになったのは確かです。この点は、導入前に検討したさまざまなプルーファーの中で、最も優れていると感じた部分です」(中村工場長)
「白インクのマッチングが本印刷に近いということは、非常に大きなメリットになっています。白の色味が近いと、全体の色味も近くなる。これは、目視でも、測色値からも明確に把握できます。また、3工場間での色再現のマッチング精度も、従来機より向上していますので、たとえば、万が一のトラブルの際に他工場で出力するなど、よりフレキシブルな運用が可能になりました。実際にはまだ目立ったトラブルは起きていませんが、これによって得られる安心感は大きいですね」(堀氏)

加えて、堀氏は、現場で実感しているメリットとして「操作性の良さ」も挙げる。 「とくに魅力を感じているのが、キャリブレーション機能の使いやすさです。従来機では、操作が煩雑だったため、どうしても“色がブレたらその都度キャリブレーションをかける”という運用になってしまいがちでした。それに対し、『GP-PRIMOJET Basic』は、ウィザード形式で容易に操作できるため、あまりストレスを感じません。現在は月1回、定期的にキャリブレーションを実施しており、⊿E値は、導入以来つねに当社基準の許容範囲内に入っています」

『GP-PRIMOJET Basic』によって、「カラーマッチング精度」と「再現の安定性」という、プルーフ運用において最も重要な要素が大きく向上したわけだが、同時に、同社では、「お客さまに安心して刷っていただきたい」という思いから、数値管理による品質保証体制強化にも取り組んでいる。 「色の数値管理というのは、『GP-PRIMOJET Basic』の導入検討の段階でFFGSさんからご提案いただいた内容の一つで、それをまさに実践しているというわけです。カラーマネージメントは通常、まずお客さまにテスト版を刷っていただき、その測色値をもとにプロファイルを作成し、色を合わせ込むという流れになりますが、当社は、それで完了とは考えていません。刷了後、必ず印刷物をフィードバックしていただき、テスト刷り、すなわち標準印刷とどれほどの精度でマッチングがとれているかを検証します。そして、その結果を数値化してお客さまに報告するのです。目視のみで色を判断されることの多い印刷現場に、標準印刷とのマッチング検証結果を数値で提示することによって、より安心して刷っていただけるのではないかと。当社でも、以前は目視による判断が多かったのですが、『GP-PRIMOJET Basic』導入以降、目視に加えて数値でも併せて判断するという品質管理方法を徹底しています」(堀氏) 「数値と目視の両方で管理していれば、たとえば色がブレるなど品質上の問題が起きた際、明確な根拠をもとに原因を予測することができます。検証結果の数値が、お客さまと一緒に対策を考えるうえで有効な資料になる。その意味でも、数値管理のメリットは大きいと考えています」(中村工場長)

今後は、引き続き品質管理の精度アップを図りながら、ニーズの高まっている「“紙による校正”から“フィルムによるプルーフ”への移行」を進めていきたいと語る中村工場長。そのカギを握る『GP-PRIMOJET Basic』のさらなる進化への期待も大きい。

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