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お知らせ

 

下記内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(サービスの変更、組織変更など)がありますのでご了承ください。

金羊社御殿場工場で「省資源」技術セミナー・見学会開催

UV印刷における『FUJIFILM SUPERIA』の省資源効果に高い関心

2015年7月30日

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(社長:真茅 久則、以下 FFGS)は、6月24日、株式会社金羊社(社長:浅野 健氏)の 御殿場工場(静岡県御殿場市)にて、UV印刷における『FUJIFILM SUPERIA』の活用効果を紹介する技術セミナーと工場見学会を実施した。17社32名が参加し、同工場の徹底した品質管理体制を視察するとともに、FFGSの「省資源」をメインコンセプトにした刷版工程・プレスルーム向けソリューション『FUJIFILM SUPERIA』の導入効果、とくに「湿し水」の活用効果について、知見を深めた。

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■ゼロIPA湿し水『S-Z1』によりアルコールレス化・品質安定化

金羊社は1926年創業、90年近い歴史を持ち、エンタテインメント・パッケージ印刷の国内トップシェアを誇る。さらに、建築材への特殊印刷や、水性フレキソ印刷による食品パッケージ製造、ノベルティグッズ製作、カタログ・ポスター・POPなどの一般商業印刷も幅広く手がけており、高度な印刷・加工技術・品質管理技術には定評がある。

御殿場工場は、金羊社が持つ4か所の生産拠点で唯一のオフセット印刷工場で、刷版から印刷・加工までの一貫体制を確立している。印刷機は、ハイブリッドUV(H-UV)機・LED-UV機各1台を含む全7台がすべてUV仕様。エンタテインメント・パッケージの厳しい品質要求に応えている。

セミナーに先立ち、FFGS取締役専務執行役員(現顧問)・野村龍太郎は挨拶の中で、『FUJIFILM SUPERIA』のコンセプトについて「版材、水、エネルギーと、それらの排出、以上をまとめた工程、の5つの省資源で品質を安定させ、利益を生み出そうという提案」と説明。そのうえで、「金羊社様の御殿場工場で、省資源の実践がどんな成果に結びついているか、今回のセミナーと工場見学で体感していただきたい」と述べた。

続いて金羊社の浅野健社長が挨拶に立ち、「昭和47年に建てた御殿場工場を、環境対応のために新築移転したのが現在の工場。当時からは設備も大きく変わっている。今回は、当工場全体のシステムをじっくりとご覧いただきたい」と述べた。

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セミナー・見学会は4部構成で実施。第1部では、金羊社から、御殿場工場で独自に取り組んでいる改善活動や、『FUJIFILM SUPERIA』の導入効果などについて紹介があった。

最初に、御殿場工場工場長・猪八重(いのはえ)実氏が、同工場の概要を説明。沿革、設計コンセプトに触れたのち、設備・人員配備・環境対応といった体制面、品質管理・研修・5S推進・改善活動などの運用面について解説した。中でも参加者の関心を集めたのは、独自の改善活動。工場の全従業員が参加し、日々の作業に関する改善アイデアを提案するというもので、提案内容はポイントで評価されるほか、良いアイデアはすぐに実行される。「工具の手元化」「部品ステーション」「残材料の見える化」など、実際に従業員の提案から生まれた工夫が多数ある。昨年は285件の提案があったが、今年は400件の応募を見込んでいるという。

続いて、取締役品質保証室室長・林兼明氏が、UV印刷の現場における湿し水『S-Z1』の効果について、同工場での検証結果を発表した。林室長は、網点の形状・大きさ・ドットゲイン量の比較データを示し、『S-Z1』の使用によりUVインキの過乳化が抑制され、良質な網点で安定した色再現性が得られていることを説明。また、アルコールレス(ゼロIPA)湿し水ならではのメリットや、UVインキとの優れたマッチング性などについても言及した。加えて、品質管理上取り組むべき課題として、印刷機メンテナンスの重要性を強調。「毎朝の点検に加え、メンテナンスをテーマにした研修も月1回のペースで実施している」という徹底した取り組みに、参加者は感銘を受けていた。

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第2部は、工場内に移り、第1部で紹介された品質管理の取り組みの現場を見学。品質については、数値管理をベースにしながら、多様な管理方法を採り入れている。印刷物にはコントロールストリップが必ず入っており、とくにドットゲインを厳しくチェック。刷り出しは最終的に管理職が確認、印刷スタート後は、オペレーター以外の第三者が抜き取りチェックを行なう。また、各印刷機には、毎交代時に行なうメンテナンスのチェック表が掲げられており、指標となる数値のチェック結果が、誰が見てもわかるよう明示されている。

このほか、無人化されたCTPルームや、PPラミネート機や抜き機、トレイ貼り機などの加工機、検査工程、40種420パレットを収容できる巨大な在庫紙倉庫などを見学。廊下には、提案制度の進捗状況を表わすグラフや、「品質保証日本一」「印刷不良ゼロ」を達成するためのポイントなどが掲示されており、設備面だけでなく、ソフト面での品質追求の姿勢にも、多くの参加者が高い関心を示していた。

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■UV印刷の省資源、カギを握るのはメンテナンスと湿し水

見学会後の第3部は、FFGS技術一部担当課長の小林史和が講師を務め、UV印刷における省資源のポイントについて、セミナー形式で解説した。この中で小林は、印刷コストの70%以上を紙とインキが占めており、とりわけUV印刷では、油性オフセット印刷に比べ、特殊原反・UVインキのコスト比率が大きくなると指摘。一方で、近年、UVインキの高感度化が進んだ結果、H-UV・LED-UVによる省電力UV印刷が可能になったことを紹介した。そのうえで、UV印刷のインキ・光源・使用薬品の特性を検討し、H-UV・LED-UV印刷の省資源効果を最大化するためには、耐薬品性に優れた感光層を持つCTP版が必要であると述べた。

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また、UV印刷での省資源効果を高めるために着目すべきターゲットとして、『FUJIFILM SUPERIA』が追求している「材料」「工数」「エネルギー」「排出」「水」の5つの観点を挙げ、それぞれの無駄を削減するソリューションとして、『Eco&Fast Printing』によるメンテナンス内容の最適化や、サーマルCTPプレートの優れたUV印刷適性、印刷関連薬品 『SUPERIA PRESSMAXシリーズ』による印刷トラブル防止効果などを紹介。これらソリューションの複合的な活用により、「水を絞った印刷」が可能になり、品質安定化が図れると強調した。とくに、御殿場工場で明確な効果を挙げている「メンテナンスの徹底と最適な湿し水の採用」の重要性については、参加者の共感を呼んでいた。

この後、第4部・懇親会に移り、浅野社長の乾杯の音頭で開会、参加者同士、情報交換を図りながら交流を深めた。


FFGSは今後も、『FUJIFILM SUPERIA』の実効性を印刷業界に広く紹介するとともに、省資源の取り組みの実践を多角的にサポートし、印刷会社の利益アップ・事業発展に貢献していく。

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社 広報宣伝部
  • TEL :03-6419-0380
  • FAX :03-6419-9896
  • 〒106-0031
    東京都港区西麻布2-26-30 富士フイルム西麻布ビル
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