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お知らせ

 

下記内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(サービスの変更、組織変更など)がありますのでご了承ください。

POSTPRESS SOLUTION導入事例 - 株式会社小松写真印刷

後加工の機種選定から設置フォローまで
FFGSがディレクションし効果的な運用を実現。

中綴じ機・折機の導入により製本工程を内製化。

2015年8月17日

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社

山形県酒田市に本社を置く株式会社小松写真印刷(佐藤茂枝社長)は、生産効率アップ、外注費削減などを目的に、従来外注していた後加工工程の内製化に着手。富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(以下FFGS)のサポートのもと、ミューラー・マルティニ社製中綴じ製本機『プレストII』と、ホリゾン社製菊全判紙折り機『AFC-746F』2台を導入した。FFGSのディレクションによる機種選定から設置までの経緯や、その過程でのメリットについて、代表取締役社長・佐藤茂枝氏、常務取締役営業統括部長・佐藤泉氏に伺った。

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短納期対応、人材活用などの観点から製本内製化を検討

創業から100年を超えて永続繁栄している老舗企業の比率が、京都に次いで多いのが山形県である(帝国データバンク調べ)。酒田市に本社を置く小松写真印刷もその1社。実に114年という歴史を誇る。同社は、単に長い歴史を刻んできたというだけでなく、時代ごとのニーズをいち早くとらえ、先進の技術や設備を積極的に採り入れているのも大きな特色だ。最近では、小ロット化・短納期化に対応するため、『Jet Press 720』や『富士ゼロックス Color 1000 Press』といったハイエンドのデジタル印刷機を導入し、戦略的に活用している。

製本加工については、これまで近隣の協力会社に依頼していたが、生産効率アップによる競争力強化、外注費削減、さらには再雇用の場の確保なども視野に入れ、内製化を進めることに。第一段階として、ミューラー・マルティニ社製中綴じ製本機『プレストII』と、ホリゾン社製菊全判紙折り機『AFC-746F』2台を導入した。中でも『プレストII』は、国内1号機となる最新鋭のデジタル製本機である。内製化を決めた背景について、佐藤泉常務はこう語る。
「一つは、当社の利益環境を考えた場合に、やはり社内生産の比率を高めていく必要があると判断したこと。もう一つは、納期の面でも内製化の必要性を感じていたからです。通常は製本を外注する形でも問題ないのですが、繁忙期になると、協力会社での対応が難しくなってしまう。実際にそのような状況が年に1~2回ありました。ですから、お客さまにご迷惑をおかけしないためにも、自社で製本工程を持つ方が望ましいと考えたのです」

さらに、佐藤茂枝社長によると、「再雇用の場」を増やす意味もあったという。
「高齢化が進む中で、60歳以上の再雇用のスタッフがアシスタント的に関われる場をつくりたい、という思いがありました。60歳といってもまだ若く、長年培ってきた技術も持っていますから、会社を辞めてしまうのはもったいない。こうしたベテランの人たちに活躍してもらえる機会を、何とかつくれないかと、かねてから考えていたのです」

メーカーの枠を超えたディレクション

ポストプレス設備の導入にあたっては、機種の選定から工場内での配置、機器のセッティング、オペレーター教育に至るまで、FFGSが一貫してサポートを行なった。
「当社はCTP、プルーフ、デジタル印刷機、そしてワークフローシステムなど、主要なシステムをすべて富士フイルム製品でそろえており、FFGSさんとは長年の信頼関係があります。製本設備の導入もサポートしていただけるということでしたので、迷わずお願いすることにしました」(佐藤社長)

まず、同社の仕事内容に最適な機種をFFGSがリストアップし、その中から、耐久性・精度の高さが期待できる中綴じ製本機『プレストII』と、作業効率や操作性に優れた紙折り機『AFC-746F』を選定。機器の設置に関しても、工場内の動線を考慮して理想的なレイアウトをFFGSが提案した。佐藤常務は、「的確なディレクションのおかげで最良の設備をスムーズに導入することができた」と、FFGSのサポートを評価する。
「当社の仕事内容などをよく把握していただいているので、相談しやすいですし、多くのメーカーとパイプを持っていらっしゃることも、私どもにとってはありがたい点でした。たとえば、『ブレストII』に装着している検査装置は、本体とは別のメーカーのもの。もし当社でそれぞれのメーカーから個別に購入し、セッティングまで行なうとなると、大変な時間と労力がかかります。FFGSさんが窓口となって対応してくださったからこそ、こうした複数メーカーの製品の最適な組み合わせで導入できたと思っています」

導入後も、各メーカーをとりまとめてオペレーター向けの研修会を実施したり、メンテナンス対応先として新潟のディーラーを紹介したりと、FFGSが全面的に運用サポートを行なっている。

現場だけでなく、営業の知識向上にも寄与

現在、中綴じ機は、枚葉機およびオフ輪による印刷物に活用しており、部数としては1万部程度のものが多い。同社の場合、仕事内容の約4割が定期物で、生産計画を立てやすかったこともあり、製本の内製化率はすでに30%に達しているという。中綴じ機『プレストII』は、最大8,000回転の生産スピードを持つが、現在のところ、4,000~6,000回転で運用している。FFGSでは、今後さらに回転数を上げ、生産性を最大限に活かすためのサポートを実施していく。
「6,000回転で稼働させるには、もう一人、鞍掛けの人員が必要かもしれません。たとえば、定年を迎えた社員で、印刷機オペレーターの経験者であれば、紙の扱いに慣れていますから、中綴じ機のアシスタント要員として仕事を続けてもらうことができるのではないかと考えています」(佐藤常務)

さらに、佐藤常務は、「オフセット機だけでなく、デジタル印刷機との連携運用も視野に入れている」と語る。
「『ブレストII』はオプションでデジタル印刷にも対応できるので、FFGSさんと相談しながら、より効果的な運用方法を検討しているところです。まだまだ活用の範囲を広げていけるのではないかと期待しています」

一方、製本の内製化は、営業面のメリットにもつながっているという。
「営業部門の者が、社内でポストプレス工程を実際に見られるようになったことで、製本に関する実践的な知識を身につけられるようになりました。加えて、面付けなどの基本的なことも、理解がより深まっている。その結果、お客さま対する提案力、説得力が、以前に比べて高まってきたように感じています」(佐藤常務)

製本の内製化によって、製造面だけでなく、人材活用などのソフト面でも大きな効果を挙げている小松写真印刷。佐藤常務は、「今後、印刷機のディレクションもぜひお願いしたい」と、FFGSのさらに広範なサポートに期待を寄せる。そして最後に、佐藤社長は今後の展望について、力強くこう語ってくれた。
「個人でも会社でも、将来に夢を持つことが非常に大切。私どもは、これからも、新しいことに積極的に挑戦していきます」

●株式会社小松写真印刷

1902年(明治35年)、山形県酒田市で活版印刷業として創業。印刷に軸足を置きながら、後に出版事業にも進出。中でも、庄内の文化・歴史・民俗などをテーマにした『みちのく豆本』は、昭和32年から130冊以上を刊行、地域にとっても大きな財産となった。現在、同社は企画・デザイン・撮影から印刷・加工までの一貫体制と、約50名のスタッフを擁するデザイン・制作部門を活かし、印刷・出版のみならず、イベントの企画・運営やWeb制作、広告・CM制作、映像制作などにも事業領域を拡大。「印刷機を備えた広告代理店」として、県内外のクライアントから厚い信頼を獲得している。

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