ページの先頭です
ページ内移動用のリンクです
サイト内共通メニューへ移動します
本文へ移動します


ここからサイト内共通メニューです
サイト内共通メニューをスキップしてサイトの現在地表示へ移動します

サイトの現在地を表示します
サイトの現在地表示をスキップして本文へ移動します


お知らせ

 

下記内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(サービスの変更、組織変更など)がありますのでご了承ください。

IGAS2015 FFGSセミナーレポート
Web時代の「CHANGE」を「CHANCE」に

2015年12月7日

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社

[写真]富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社 ワークフロー事業部 事業部長 渡邊 泉

9月11日から16日にかけて開催された『IGAS2015』の会期中、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(代表取締役社長:真茅 久則、以下FFGS)は、5つのテーマで最新の市場動向やソリューションの活用事例などを紹介するFFGSセミナーを開講した。本稿では、9月11日・14日に開催した『Web時代の「CHANGE」を「CHANCE」に』の概要を紹介する。

ワークフロー事業部 事業部長
渡邊 泉


■変化する消費者行動

[写真]

IT(情報技術)が、消費者の行動を大きく変えている。たとえば、スマートフォン(スマホ)。年賀状の発行枚数は年々減っている一方で年賀状サイトのアクセス数は増えているが、それを牽引しているのはスマホである。昨年の年賀状サイトへのアクセスでは、スマホを含むモバイルがPCを上回った。

2014年度の国内出荷台数(見込み)で見ても、スマートデバイスの910万台(前年比22%増)に対して、クライアントPCは304万台(前年比20%減)となっている。こうした状況を踏まえて、集中アクセス対策も含め、各社ともスマホ対応を進めている。

AR(Augmented Reality=拡張現実)と連携した「動く年賀状」など、年賀状のIT化も進んでいる。また、電子チラシの利用も増えている。凸版印刷が提供する電子チラシサービス『Shufoo!』は、2011年のサービス開始時と比較して、2014年11月までにアクセス数が15倍に増加した。そのため同社では、Web限定チラシの企画も進めている。

消費者の間では、ショールーミングも増えている。これは、実際に店舗で商品を確認し、説明員に説明を聞いた後、帰宅してからネットで注文するという行動である。米国のメガネ通販会社ワービーパーカーはこうした行動を逆手に取り、店舗をショールームと割り切ることで効率的なオペレーションを実現し、急速な成長を遂げている。

ITは、「私にだけ合ったものが欲しい。望むものを、望む時に、望む場所で、望む形で欲しい」という消費者の欲求の実現を後押ししている。その結果、リアルの店舗とWeb上の情報の関係が、さまざまな形に変化している。


■各企業の「変化への対応」

企業は消費者行動の変化への対応を進めているが、その中で重要なキーワードとして、「モバイルファースト」と「オムニチャネル」の2つをご紹介する。

モバイルファーストとは、Google、Facebook、Adobeが提唱し始めたコンセプトで、最近ではAppleやMicrosoftも採用し始めている。もともとは、「Webサイトを作成する際、まずモバイルサイトから作成する」という考えであった。しかし、その後、モバイル用に最適化したサイトが求められるようになり、いまではむしろモバイルサイトの方が重要視されている。

PCとモバイルでは、画面サイズ、利用場所、通信環境などが異なっており、これらを踏まえたうえでモバイルサイトを作成する必要がある。また、開発の視点から考えた場合、モバイルファーストへの対応では、「内容(コンテンツ)」と「見せ方」を区別することが重要になる。この考え方は、紙メディアにも当てはめることが可能である。

一方、「オムニチャネル」は、オフライン(店舗)とオンラインとをつなげるO2Oの取り組みに対する回答のひとつである。オムニは「すべての」という意味であり、オムニチャネルは、店舗、ネットショップ、ダイレクトメール(DM)、チラシ・広告などを連携させ、すべてのチャネルで考えようという試みである。

これは、消費者にとっては、「いつでも、どこでも、好きなときに注文でき、好きなときに、好きなところで、好きなものを受け取れるようになる」ことを意味している。商品を提供する企業側は、顧客があらゆるチャネルから購買ができるように情報や物品の流通経路を見直し、最適なサプライチェーンを構築することが必要となる。

企業は、情報発信の面でも変化への対応を進めている。さまざまな手段で効率よく情報を発信し、効果の最大化を狙うという戦略である。

こうしてサプライチェーンや情報発信を変えることで、「必要なものを、必要なときに、必要な量を、必要な人に届ける」ことを目指している。

■印刷会社に求められること

企業の情報発信の変化に対応するため、印刷会社には「情報のロジスティックス」を考えることが求められる。ロジスティックスとは、単にモノを運ぶことではなく、適時適所に届けることを意味する。印刷会社は、「支援」の観点で、モノやサービスのライフサイクル全体(企画・開発・設計・製造、調達・供給・配送・保全)を効率化することが必要になる。

企業にとって、情報をコントロールすることは非常に重要である。認知・興味・比較検討・購入・受け取りといったプロセスごと、また、店舗・PC・スマホ・SNS・チラシなどのチャネルごとにコントロールすることが必要だ。印刷会社がこうした企業の動きに対応するためには、小ロット対応、短納期対応、パーソナル・バリアブル対応、従来より広範囲な要求への対応、情報処理のパートナーとなること、などが求められる。そこではWebとITの活用が必須となるが、そのポイントとして、「自ら使う」「お客さまに使っていただく」「使うお客さまを支援する」という3つの観点からの活用が考えられる。

■Web・ITを活かしたFFGSのソリューション

最後に、印刷会社のWeb・IT活用を支援するFFGSのソリューションをご紹介する。たとえば、企画・制作・校正に対しては、Web to Printシステム『iAutolay Magic V1.2』を提供している。これは、Web 受発注システムを簡単に立ち上げることができるソフトで、最新バージョンでは、特定の印刷分野についてWebビジネスを展開したい印刷会社向けに、「自動組版パック」「Web編集パック」「電子入稿パック」の3つの目的別パッケージをご用意した。

また、高品質・高速の自動組版を実現するバリアブル印刷ソフト『Form Magic 4』もラインアップしている。

校正・進捗状況確認には、Webポータルシステム『XMF Remote』が適している。これはもともと、オンラインリモート校正システムとして開発したシステムだが、ジョブの進捗状況確認の機能を活用し、評価していただいているお客さまも多い。また、XMF RemoteとノートPC、iPadを組み合わせて活用することで、顧客先での仕事の進行が可能になり、営業効率も大きく高めたお客さまの活用も進んでいる。

製造・梱包・配送の面では、ワークフローシステム『XMF』を中核として、JDF・JMFによるCTP・デジタル印刷機・後加工機などを含めた生産プロセス全体の効率化を、富士ゼロックスと一緒に取り組んでいる。また、『XMF Controller』という新たなソフトにより、MISとの連携性を高めている。色管理の標準化などを支援するコンサルティングサービスも提供している。

FFGSは、プリプレスから印刷・加工までのすべての工程に関して、ご相談に応じることができる。その強みを生かして、ワンストップサービスの実現を支援することも可能である。

将来的には、印刷工場は完全に自動化・無人化され、オペレーターは生産状況をモニタリングし、異常時だけ作業するようになるかもしれない。こうした未来の工場の企画・実現に当たり、富士フイルム・FFGSのシステムや資材、ノウハウが役立つと考えている。

市場が大きく変化する中、WebやITを活用し「新たな印刷の形」を目指して変革に取り組まれる際には、ぜひともお声がけいただきたい。

ここからフッターです

ページの終わりです
ページの先頭へ戻る