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下記内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(サービスの変更、組織変更など)がありますのでご了承ください。

光陽社・飯能プリンティングセンター“BASE”で技術セミナー・見学会開催

完全無処理CTP『SUPERIA ZP』の刷り出し性・コスト削減効果に注目集まる

2016年8月16日

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(社長:真茅 久則、以下 FFGS)は、7月15日、株式会社光陽社(社長:犬養 岬太 氏)飯能プリンティングセンターBASEにおいて、完全無処理CTPの導入メリットを紹介する技術セミナー・工場見学会を開催。25名が参加し、生産現場における省資源の取り組みや、無処理CTPの運用などについて知見を深めた。

[写真]

■年間約100万円のコスト削減効果

[写真]FFGS 取締役・専務執行役員 辻 重紀

[写真]光陽社 生産本部 本部長 千葉 達也 氏

セミナー冒頭、FFGS取締役・専務執行役員の辻重紀が挨拶。光陽社が『BASE』において、環境対応のみならず作業効率化やコストダウンも達成していることに触れ、「FFGSとしても、印刷会社さまに効率アップやコストダウンなどの効果を挙げていただくために、『SUPERIA』を通して一緒に“儲かる印刷”を追求していきたい」と述べた。

セミナーは3部構成で開催。第1部では光陽社の千葉達也生産本部長が登壇し、会社概要および工場の紹介、そして完全無処理プレートの導入について語った。

光陽社は、1949年に写真製版業として創業。現在は企画・制作から印刷、加工までを一貫して手がける。とくに、60年以上にわたり培ってきた製版・カラーマネージメントのノウハウを活かした高品位印刷・広色域印刷を大きな強みとしており、色再現を重視する顧客から高い評価を得ている。2015年9月、「環境への配慮」「高品質な製品の安定製造」を追求した新たな生産拠点として『BASE』を開設した。

この新工場の大きな特徴の一つが、徹底した環境対策である。屋上に太陽光発電装置を設置し、照明や加湿器には省エネタイプを採用。全機器をEMS(Energy Management System)に接続し、電力の生産・使用状況を“見える化”している。資材の使用量低減にも取り組んでおり、独自開発の高品位網点『The Favorite』でインキ使用量の削減を実現しているほか、インキにはパウダーレスタイプを採用する。また、油性印刷においてはCTPプレートを完全無処理の『SUPERIA ZP』に統一。使用済みCTPプレートは、富士フイルムの『Plate to Plate』によりリサイクルすることで、廃棄物・CO2削減に貢献している。

[写真]左:CTP室。自動現像機に関する設備や作業が一切不要になり、無人運用が可能になった。/右:全機器をEMSに接続したことで、工場の電力状況が一目で把握できる。

光陽社では、日本印刷産業連合会が策定した『循環型社会形成の自主行動計画』に基づいて工場全体の環境対応を進めており、完全無処理CTPシステムの導入も、その一環として推進した。プレートの選定に際しては、「網点再現性」「生産性」「コスト削減効果」「環境貢献度」の4点に注目し、富士フイルムの機上現像タイプ(完全無処理)と、ガム現像タイプとを比較検討。その結果、とくに生産性とコスト削減効果に顕著な差が確認できた。

露光から刷り出しまでの生産性比較では、機上現像タイプが有処理タイプに比べ35%短縮できたのに対し、ガム現像タイプでは、露光感度の問題やガム洗浄工程を必要とすることなどから、従来より66%も多くの時間を要した。

コスト試算においては、有処理CTPと比べた場合、ガム現像タイプでは15万円前後の削減効果であるのに対し、機上現像タイプでは、自動現像機に関わる一切のコストを削減できることから約100万円もの削減効果が見込めるうえ、「自現機メンテナンスの作業負荷」のような“見えないコスト”も大幅に低減できるなど、圧倒的な優位性が認められた。

一方で、導入にあたっては「版面の画像視認性」や「機上現像時に排出される感光層による印刷機への影響」についての懸念もあったというが、視認性については、「色玉と品番を大きく入れる」などの工夫で解決。感光層についても、ローラーやブランケットにダメージを与える成分を含んでおらず、インキに回収されることから、印刷機に影響を与えないと判断した。

これらの検証結果を踏まえ、光陽社では、2013年1月から富士フイルムの完全無処理CTPプレートを本格的に導入。以来3年半で、版の使用実績は累計19万枚(2016年6月時点)に達したが、これまで大きなトラブルもなく順調に運用を続けている。自現機に関わる材料・工数・エネルギー・排出・水が大幅に削減でき、年間約100万円ものコスト削減効果が挙がっている。

■優れた機上現像性と刷りやすさを両立する独自技術を解説

[写真]

[写真]FFGS 技術一部 課長 鈴木 史敏

第2部では、FFGS技術一部課長の鈴木史敏が、『SUPERIA ZP』に投入されている独自技術について詳しく紹介した。

鈴木は機上現像の仕組みや、素早く安定した機上現像を実現する技術として、「排出された非画像部の感光層が、湿し水や印刷機構に混入するのを防ぐメカニズム」などを解説。10枚から15枚の刷り出しで濃度が安定し、有処理プレート『XP-F』と同等のスピードで立ち上がることを強調した。また、刷りやすさを実現する技術として、富士フイルム独自の『MGV砂目』を紹介。保水力に優れた砂目構造により、「水を絞った印刷の実現」や「刷り出し・再スタート時の汚れ防止」といったメリットが得られることを説明した。さらに、今後の完全無処理プレートの進化の方向として、UV印刷適性・耐刷性の強化を実現する技術にも触れた。

最後に、プレート性能を最大限に引き出す印刷現場改善支援ソリューション『Eco & Fast Printing』についても紹介し、「完全無処理プレート導入の際に、何か不安や課題などがあれば、積極的に活用していただきたい」と締めくくった。

■工場見学では『SUPERIA ZP』の立ち上がりの早さに注目

[写真]刷り出しの濃度比較。手前から1枚目、10枚目、15枚目。

第3部では、参加者は2班に分かれ、CTP室、印刷・加工工程などを見学した。

CTP室では、自現機に関わる作業の削減により無人運用が実現し、大幅な効率化が図れていることを紹介。印刷工程では、『SUPERIA ZP』による油性オフセット印刷を実演し、10~15枚で機上現像が完了する「立ち上がりの早さ」を披露した。加工工程では、作業性に優れた自動断裁機や、小ロット対応の折り機・中綴じ機、首都圏では珍しい「うちわ貼り機」などを紹介した。

[写真]

セミナーおよび見学会終了後は、会場を移して懇親会を開催。『BASE』の松本靖史工場長による乾杯の発声で始まり、参加者は情報交換を図りながら親睦を深めた。

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社 広報宣伝部
  • TEL :03-6419-0380
  • FAX :03-6419-9896
  • 〒106-0031
    東京都港区西麻布2-26-30 富士フイルム西麻布ビル
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