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お知らせ

 

下記内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(サービスの変更、組織変更など)がありますのでご了承ください。

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ

日経印刷 グラフィックガーデンで『アレグロ見学会』を開催

無線綴じラインの段取り替え時間6割以上短縮!
「FFGSポストプレスソリューション」を活用した多品種小ロット対応の成果を紹介

2017年1月20日

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(社長:真茅久則、以下FFGS)は、2016年11月28日、日経印刷株式会社(本社:東京都千代田区飯田橋2-15-5、社長:吉村和敏氏)の主力工場『グラフィックガーデン』において、ミューラー・マルティニ社製の全自動無線綴じ製本ライン『アレグロ』の見学会を開催。午前・午後合わせて約50名の参加者に、『アレグロ』導入の経緯や効果、小ロット・多品種の出版印刷に対応する日経印刷の戦略などを紹介した。

■3社連携による『アレグロ』導入の経緯をQ&A形式で紹介

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冒頭、FFGSデジタルプレス営業部長の辻雅登が挨拶に立ち、「デジタルプレスの普及とともに、印刷会社の皆さまのポストプレスへの関心が高まる中、FFGSでは、“お客さまごとに最適な、メーカーに縛られないご提案 ”をモットーに、ポストプレス機器の提供をスタートし、本格的な体制・人員を整えた」と、ポストプレスソリューションの展開について説明したうえで、「昨年、日経印刷様に『アレグロ』をご提案し、日本1号機として導入いただいた。立ち上げ当初から、“切り替え目標時間12分 ”を掲げた“アレグロチャレンジ ”をはじめとしたユニークな取り組みを展開され、着実に効果を挙げていらっしゃる。その先進的な取り組みを皆さまにご紹介したいと思い、無理をお願いして今回ご協力をいただけることになった。今日の見学会が皆さまにとって有意義な時間になれば幸いである」と述べた。


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続いて、ミューラー・マルティニジャパンの代表取締役社長・宮﨑靖好氏が 『アレグロ』のコンセプトについて「中小ロット向けに、単位あたりの生産性を上げること、そして将来のマーケットニーズに対応できる拡張性を備えることを目指した」と説明。さらに、「すでにワールドワイドで100ラインが稼働している。日本国内では、日経印刷様に1号機をご導入いただき、来年にかけてさらに複数台が導入される予定だ。今日はぜひ現場で、『アレグロ』がもたらすメリットをじっくりと体感していただきたい」と述べ、同機の特長を、動画を交えながら解説した。

次いで、「工場見学前セッション」として、日経印刷で実際に『アレグロ』の導入・運用を中心になって進めた製本部長・山本裕司氏に、導入時の機種選定から立ち上げまでのサポートを担当したFFGSデジタル事業部の鈴木崇之が質問をする形で、導入経緯や現在の活用状況、導入効果などを紹介した。概要は以下の通り。


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Q1.日経印刷 製本部のスローガンは?
A1.“どうすればできるかを考えて行動する ”

現場の役割で重要なのは、「いかに営業をサポートできるか」だと考えている。この厳しい環境の中、営業は最大限の努力をしてお仕事をいただいてくる。現場はその仕事に対し、最大限の知恵を絞って考えて、安定した製品をお客さまにお届けしなければならない。また、営業マンが、たくさんの引き出しを持って、自信を持ってお客さまを訪問できるような現場をつくりたい。そのためには、「できない」と言ってしまう現場ではなく、どんなことでもできるように、考え、意見を出し合い、チャレンジする。その積み重ねで自信を高めていくことが重要だと思う。

Q2.製本部のものづくりに対するこだわりは?
A2.“数値化を取り入れ、品質の安定化と効率化を実現 ”

製本部が立ち上がってから丸10年。発足当時は、社内では素人集団と言われていた。技術は経験で少しずつ上がっていくが、昨日できたことが今日はできないという不安定さが、つねにあった。改善のきっかけとなったのが、2005年に開始したトヨタの生産方式を活用したNPS活動。うまくできた時のセット状態を、感覚ではなく実測の数値として記録し、担当者それぞれの勘やコツに頼っていた作業を細かく数値化をするようにした。その数値を、誰でも同じように再現できるよう機械上に表示することで、成功体験が増え、また、つねに同じセッティングで作業することで製品の安定性が高まり、スピードアップにもつながった。これは教育にも活かすことができ、数値として見える化したことで多能工化にもつながっている。“経験不足 ”という自分たちの弱点を、数値化することによって解決し、それが成功体験として現場でも共有できている。『アレグロ』の導入も同様で、この考え方を軸として段取り替え時間の短縮に取り組んできた。

Q3.スタッフの教育はどのように実施していますか?
A3.中堅層がリーダーとなってプロジェクトチーム活動を実施。

会社のスキルマップを利用して、製本知識、作業、機械操作、製本技術という4つのカテゴリーから各自年間計画でスキルを身につけていく。また、教育に結びつく取り組みとして、部内でテーマごとにプロジェクトチームを組んで活動している。今年は、未来像を考えるチームとして、3Sのチーム、安全プロジェクトチーム、CSRチームなど、中堅層(25〜27歳)が中心になってそれぞれ5名程度で活動している。

Q4.『アレグロ』導入の狙いは?
A4.多品種小ロット化に対応するため、段取り替え時間の大幅な短縮を目的に。

多品種小ロット化が進む中で、お客さまのご要望にお応えするためには、短時間でより多くの品種を生産できるようにしなければならない。そのために、製本部門では段取り替えをいかに短縮するかが一番の課題になっていた。そんな中でFFGSさんから提案いただいた『アレグロ』は、まさに段取り替え時間が大幅に短縮できる中小ロット向けシステム。こおれを最大限に活用すれば、課題解決につながるのではないかと考え、導入を決めた。

Q5.導入から現在までの効果は?
A5.平均段取り替え時間35分→13分に短縮。

最もわかりやすいのは段取り替え時間(ジョブチェンジ)の時間短縮。平均段取り替え時間の推移を見ると、無線綴じ2ラインのうち、『アレグロ』ではない方の従来のラインで平均35分かかっていた段取り替え時間が、『アレグロ』では平均13分なので、3分の1近くまで短くなった。2015年6月の導入当初は、使い慣れていないこともあり、54分かかっていたこともあったが、“アレグロチャレンジ ”などの取り組みの成果があり、現在の数字にまで縮めることができた。また、1日8時間の中で平均して4割が段取り替え時間だったのが、現在では2.5割まで減らすことができており、その分、実質的な生産時間が増えた。まだまだ段取り替えの短縮は可能だと思っている。

もう一つの効果は、『アレグロ』と別の製本ラインとで、ジョブをうまく分担できるようになったこと。『アレグロ』では段取り替えの早さを活かして小ロットの仕事を組み、もう一方のラインではセット替えの回数をできるだけ減らして部数の多いものや出版系の仕事を組むようにしたところ、製本部門全体の生産性も高まっている。

また、『アレグロ』の導入は、FFGS、ミューラー両社の協力で進めたが、FFGSさんには製本ライン全体に関する窓口になっていただき、付帯設備のメーカーさんとの折衝などもお願いして最適な選択や提案をしていただいた。FFGSの鈴木さんは製本現場を熟知されていて、私たち現場を管理する者の視点と、オペレーターの視点にも立ちながら、さまざまな課題を解決してくださり、とても安心して導入を進めることができた。また、運用開始当初から、“アレグロチャレンジ ”と銘打ち、「段取り替え時間12分以内」という無謀とも言える目標を設定し、それを3社で共有しながら知恵を絞って課題解決に取り組んできており、もう達成間近という状況。これは当社が独力で設備導入して課題解決に向かっても、現在のような成果は出せなかったのではないかと思っている。今後、また違う設備を導入する際も、こういった連携体制を構築することによって、設備のポテンシャルを最大限に活かすことができるのではないかと考えている。

Q6.今後の製本部の目標は?
A6.段取り替え時間を10分以内に短縮。PUR製本の普及。オリジナル商品の開発。

現在「平均13分」の段取り替え時間を、さらに短縮したい。アレグロチャレンジの目標は12分だったが、“アレグロチャレンジ・シーズン2 ”ということで、10分を切れるように頑張っていきたい。

また、PUR製本も、導入から準備期間を経て、実稼働できる状況ができてきた。このPUR製本の良さをまだ知らない人が多いので、もっと広められるような活動をしていきたい。

さらに、ものづくりに携わる者として、オリジナルの製品もつくっていきたいと考えている。アレグロをはじめとしたさまざまな機材を活かし、常識にとらわれず意見を出し合って、独自製品の開発を進めていきたい。


■稼働中の実機見学で高生産性・高品質を体感

セミナー後は、山本部長の案内で、企画・デザイン、印刷、加工、梱包発送までの業務をワンストップで行なう『グラフィックガーデン』の各部門を見学した。2階の後加工フロアでは、FFGSの鈴木とミューラー・マルティニジャパンの宮崎社長も加わり、実際の仕事で稼働中の『アレグロ』を間近で紹介。参加者は詳しい解説を聞きながら、センターコマンダーの集中管理による「丁合機」「無線綴じ機」「搬送コンベア」「三方断裁機」の連携と、優れた生産性・操作性、高い品質を確かめていた。

FFGSのポストプレスソリューションの一例と実際のメリットを紹介した今回の見学会。参加者からは「多品種小ロット時代に対応した戦略的な取り組みが非常に参考になった」「後加工機の必要性は感じているが、自社に導入となると選定が難しい。今後、メーカーの枠を超えたFFGSのサポートに期待したい」など、好評・期待の声が多数寄せられた。

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  • 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社 広報宣伝部
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