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お知らせ

 

下記内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(サービスの変更、組織変更など)がありますのでご了承ください。

富士フイルムの新たなCO2削減活動『Green Graphic Project(GGP)』

『SUPERIA ZP』導入の光写真印刷がいち早く参画を表明

無処理化のメリットに加え、開発途上国支援への間接的貢献などで企業価値アップ

2018年4月27日

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社

環境問題への関心がますます高まる中、地球温暖化防止対策として温室効果ガスの排出量削減に向けた取り組みが、国を挙げて進められており、企業においても、CO2削減の努力が続けられている。このような中、富士フイルム株式会社(社長:助野健児)では、この4月から、カーボン・オフセット(*)制度を活用した環境貢献活動『Green Graphic Project(GGP)』をスタートさせた。この活動では、富士フイルムが開発途上国におけるCO2削減プロジェクトに出資して得られた排出権(クレジット)により、無処理プレートのライフサイクル全体のCO2排出量を全量オフセットすることで、『SUPERIAシリーズ』の完全無処理サーマルCTPプレートを「カーボンゼロ・プレート」として提供する。印刷会社は『SUPERIA ZP・ZD』を使用することで、印刷物の製作工程で発生するCO2排出量の一部をオフセットできることになる。さらに、開発途上国のCO2削減や雇用創出、インフラ整備といった支援活動への間接的な貢献にもつながり、これらをCSR活動の一つとして対外的にアピールすることが可能になる。

今回、この『Green Graphic Project(GGP)』に賛同し、いち早く参画を表明した光写真印刷株式会社(本社:東京都大田区、社長:惟村唯博氏)に、同社の環境への取り組みや、完全無処理化のメリット、GGPへの評価などを伺った。

【写真】惟村社長/東部長


■環境対策は、強い会社組織をつくるための手段の一つ

光写真印刷の創業は1947(昭和22)年。日本国内で初めてのフォトスタット方式による文献複写業からスタートした。以来、堅調に業容拡大を図り、企画から印刷・加工・発送までの一貫体制を持つ総合印刷会社として現在に至っている。同社は2005年頃から環境対策を強化。社内に環境委員会を設け、5Sの徹底による工場内の環境整備を進めるとともに、VOC削減のための資材の見直し、機材洗浄場所の集約・隔離を行なうなど、さまざまな側面から環境負荷削減に取り組んできた。東京都印刷工業組合で環境労務副委員長も務める惟村唯博社長は、次のように語る。

「環境対策に力を入れ始めたのは、部門横断的に会社全体で取り組める施策はないかと考えたことがきっかけでした。その背景には、会社組織の見直しや社員の意思統一、さらに、ものづくりの会社として皆で共通の意識を持って強い組織に成長していきたいという思いがありました。社員の意識を高め、環境対策を推進することは、当社にとって非常に大きな意味を持っているのです」

環境関連の認証の取得にも積極的に取り組んだ。2007年にFSC認証、2009年に環境保護印刷クリオネマークのシルバーを取得。2012年にグリーンプリンティング工場認定を受け、2016年には印刷産業環境優良工場・奨励賞を受賞した。社員の意識改革、働き方改革の一環としてスタートした環境対策だったが、その活動は社内にとどまらず、協力会社、そしてクライアント、地域へと広がっていった。

「環境対策の基本は、当然のことながら5Sの徹底にあると考えています。薬品類や資材を含めた定置管理をはじめ、スペース効率や人の動線などもすべて改善の対象とし、その課題を社員一人ひとりが解決していきました」(惟村社長)

5Sの徹底によって、工場内の課題がはっきりと見え、どこをどう改善すればいいかという道筋も見えてくる。さらに、設備機器を見直すことで環境負荷の低減につながるのはもちろん、社員の働き方、ひいては人材の確保にも関わってくると惟村社長は指摘する。同社が『SUPERIA ZP』を導入した背景には、環境対策だけでなく、働き方改革も推進したいという意図があったのだ。


■『SUPERIA ZP』導入の波及効果は会社全体に

光写真印刷が無処理プレートの導入を検討し始めたのは、2013年の春頃だった。制作・生産部の東 貴志部長は次のように話す。

「以前から、従業員に優しい工程づくりを目指してきた中で、刷版工程の改善の必要を感じていたのです。環境対応も念頭に入れたうえで、同業他社と情報交換を重ねながら無処理プレートの導入の検討を始め、ガム現像タイプとも比較しながら検証を進めました。その結果、環境性だけでなく出力生産性などの優位性もある『SUPERIA ZP』の採用を決めたわけです。有処理からの切り替えに際しては、印刷条件はほとんど変更の必要がなく、再現品質も有処理とまったく変わりませんでした。現在では完全無処理プレートに100%統一し、問題なく運用しています」

同社の工場では、従来、1階にCTP室があったが、無処理化で自現機などがなくなったため2階に移動。1階の空きスペースは事務フロアを拡張して有効利用を図った。加えて、CTP室が印刷部門に近くなったことで、プレートの移動もスムーズになった。環境負荷低減・コスト削減についても、期待通りの効果が上がっているという。また、自現機や廃液の管理が不要になったことは、オペレーターにとって大きなメリットになると同時に、作業の無駄がなくなり生産性向上にもつながっている。東部長はこう続ける。

「自現機がなくなったことで環境対応の面でも有利になり、会社全体によい波及効果が生まれていると思います。また、印刷機のメンテナンスに対するオペレーターの意識が高まったことも大きな効果の一つです。見える部分の管理を社員が率先して行なうようになりました」

また、惟村社長は意識面の変化についてこう付け加える。

「プレートを変え、自現機をなくしたことで、社員の環境に対する考え方、自分たちの仕事内容を見る目が、ガラッと変わったと思います。また、スペースの有効活用という意識も高まったのではないでしょうか。さらに、廃液を出す機械がなくなるということは、廃棄物管理や水質管理などの特別な資格を持った人員も必要なくなるわけで、人材確保の面でも有利になります。職場環境を見直すことで雇用の幅が広がり、より働きやすくなるのではないかと考えています」

同社では、環境面から雇用面に至るまで、さまざまな部分で完全無処理化のメリットを実感しているようだ。

【写真】CTP室(左)と印刷現場。無処理化と5Sの徹底により、作業の無駄がなくなり、生産性が向上した


■GGP参画による社会貢献を営業活動やWebサイトでPR

環境対応について高い意識を持ち、実践してきた光写真印刷では、富士フイルムの『Green Graphic Project(GGP)』の趣旨に賛同し、いち早く参画を決めた。その理由について、惟村社長は次のように語る。

「当社の環境負荷低減、CO2削減の取り組みに関して、一般のお客さまに分かりやすくアピールする良い機会でもあると考えたのです。GGPへの参画が、間接的ではありますが開発途上国の支援につながり、世界規模での地球温暖化防止に貢献できるということも重要だと思います。今後は、社員一人ひとりにこのプロジェクトの内容を周知し、お客さまに直接アピールしていくと同時に、当社のWebサイトでも紹介する予定です。また、FFGSさんには、参画するすべての印刷会社名を公開するなどして、この有意義な活動を業界全体で盛り上げていってほしいと思います」

環境省では、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量を、2020年までに対2005年比で3.8%削減するという数値目標を掲げており、企業ではさらなるCO2削減への取り組みが求められる。このような状況の中で、富士フイルムが進める『Green Graphic Project(GGP)』は、印刷業界における環境意識の向上、CO2削減の推進にも大いに役立つと期待されており、参画企業が着々と増えている。


2月に開催されたpage2018の会場では、GGPにいち早く参画した光写真印刷と光陽社に、「カーボン・オフセット証書」の授与を行なった。

【写真】


* カーボン・オフセット…事業活動で避けることのできないCO2の排出について、できるだけ削減する努力を行なった上で、どうしても減らせなかった分のCO2排出量を、他の場所でのCO2排出削減の取り組みで埋め合わせ(オフセット)すること。GGPでは、富士フイルムが途上国におけるクリーンエネルギー創出支援などの活動で得たCO2排出権(クレジット)により、無処理プレートのカーボンゼロ化を行ない、経産省が推進する「カーボン・オフセット制度」で認証を取得している。

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社 広報宣伝部
  • TEL :03-6419-0380
  • FAX :03-6419-9896
  • 〒106-0031
    東京都港区西麻布2-26-30 富士フイルム西麻布ビル
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