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下記内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(サービスの変更、組織変更など)がありますのでご了承ください。

ハイパフォーマンスLED UVインクジェットロールプリンター「Acuity LED 1600R」導入事例
―株式会社フジサワ・コーポレーション

高品質・安定生産の「Acuity LED 1600R」でウィンドウ装飾からさらに広がる可能性

2018年6月27日

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社

大型グラフィックスを活用したサイン&ディスプレイなどの企画制作を中心に、近年は高齢者施設や保育園の空間デザインなど幅広い事業を展開する株式会社フジサワ・コーポレーション(本社:東京都豊島区長崎1-10-8、代表取締役社長 澤田剛治氏)。ウィンドウ装飾を高品質かつより迅速に提供したいとの考えから、ハイパフォーマンスLED UVインクジェットロールプリンター「Acuity LED 1600R」を導入。どのように活用し、効果を上げているのか、屋外装飾やコンシューマー商品の開発といった今後の活用の仕方も含めて事業開発部・技術部 部長の大久保誠氏に伺った。


■色と品質に対するお客さまからの信頼に応えるプリンター

【写真】大久保部長

株式会社フジサワ・コーポレーションは、サイン&ディスプレイの企画制作を主軸とする企業。鉄道会社や商業施設、アミューズメントパークなどのお客さまに、屋内外広告・屋外サイン・店舗装飾・展示会などの領域で、企画・デザインから出力・施工までを提供している。

「当社は写真を現像するフォトラボから発展した会社です。写真で培った色の調整技術が強みで、『色はフジサワにしか任せられない』という著名カメラマンもいるほど。その技術は今、大手メーカーやファッション業界の広告などで求められる高品質なプリントに生かされています」(大久保部長)

外壁などにガラスを多用したビルの建築が増えた4、5年前から、フィルムを使ってガラス面を装飾するウィンドウ装飾のニーズが増加。同社でもそのニーズに対応し、UVインクジェット出力を戦略商品とすべく、4年前にUVインクジェットプリンターを導入。しかし、プリントしたフィルムの施工時に白インク部分がずれる不具合が起きるなど、思うように性能を発揮できず、外注等で対応していた。

そこで、ウィンドウ装飾分野への事業拡大と出力の内製化を目的に、2018年4月、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(以下FFGS)の「Acuity LED 1600R」を導入した。

「お客さまや業界他社など各方面から、色の美しさ、インクの高い品質などAcuityの評判は聞いており、営業担当者から『次に買うならAcuityに』と言われていました。同じ写真関連業に起源を持つ企業として、FFGSの商品には安定感と信頼性を感じていたというのも導入の理由です。導入して実感したことは、プリント品質が素晴らしい点です。コンパクトで見た目もいいですよね」と大久保部長は笑顔を見せる。


■ウィンドウで差が出る圧倒的な美しさ。安全性も高い付加価値に

「Acuity LED 1600R」は導入後、すぐに立ち上がり、主に同社が受注する商業施設のウィンドウ装飾用途で使われている。ウィンドウ装飾では、透け感、グラデーションなど色の濃淡を自由に調節でき、デザイン性が柔軟なことから、UVインクジェットプリントでの出力依頼が多い。同社で色と品質にこだわり続ける熟練オペレーターの鈴木菜実誉氏は、「ウィンドウ装飾で重要な色の再現性が、『Acuity LED 1600R』では高い品質で実現できていると感じました。特に黄色に濁りがなく、クリアなので、美しい仕上がりになります。白の濃度が高い点もお客さまに喜ばれています。細かい線もきれいに描画してくれます」と評価する。

また、同社では事業の新機軸として、地域の老人ホームや保育園向けにガラス装飾フィルムや壁に貼るサインを提案している。「以前のUVインクジェットプリンターで出力して施工した際には、子どもさんが引っかくと剥がれてしまう点が問題となりました。Acuityでは、インクの密着性が高く剥がれにくい」。加えて、VOC成分が極めて少なく、GREENGUARD Gold認証を取得している富士フイルムのUVインクならではの安全性も生かせることから、こうした用途展開を進めているのだという。

【写真】「Acuity LED 1600R」を使い、目隠しを兼ねたグラフィック装飾を美しく表現した保育園のエントランス。ガラスとの一体感がある全面フィルム貼り


■商業施設が要求するスピード納品を支える生産安定性

同社では、駅施設や大規模商業施設など、イベント開催やシーズンごとに施設の装飾を短期間で変更するお客さまが多いという。そのため、イベントの前日に作業を行い、当日の早朝には施工を完了させるという短納期での対応が求められる。以前のUVインクジェットプリンターはメンテナンスが難しく、「プリント時にスジが入ると、稼働を止めてクリーニングを行っていました。また、品質が安定せず、色基準に合わなくなる悩みもありました」(大久保部長)。「Acuity LED 1600R」導入後は、稼働を頻繁に止めることはなくなり、プリンター自体のトラブルもほぼないという。

「色の再現性も安定しており、常に色基準にぴたりと合うので、生産現場は安心して稼働させています」

また、以前はウィンドウ装飾の仕事でUVインクジェットプリンターが必要な場合は、品質面の不安から外注することもあり、コスト増につながっていたという。「場合によっては仕事を断らざるを得ないこともありました。『Acuity LED 1600R』の導入で、自社で内製化できるようになり、受注した仕事を逃すことなく、納品できるようになりました」

「都内に工場を持つ地の利を生かし、『朝受注してその日のうちに納品する』というスピード感を提供できることも、当社の大きな“売り”です」と大久保部長。この強みを、「Acuity LED 1600R」は支えている。


■屋外装飾や多彩な素材のグッズ開発など「1600R」で広がる可能性

高精細で表現力豊かなプリント性能、UVインクの安全性、フィルムや布、皮革などさまざまな材料にプリントできる使い勝手など、「Acuity LED 1600R」の可能性を実感したフジサワ・コーポレーション。新たな分野・用途へも展開していく考えだ。

同社では、伸縮に対応でき、雨風に強いUVインクの特性を生かし、商業施設や商店街に掲出するターポリン製の横断幕・懸垂幕のプリントにもUVインクジェットプリンターを使ってきた。最近では、こうした出力物の制作工程で出たターポリンの端材を有効活用して、柄をプリントし、水に強いブックカバーやカードケースなどの製品を開発。大手量販店で一般販売も実現している。

「当社はデザインから提案できるのが強みで、今後もこうした商品開発も進めたい。デザイン性の高い商品づくりに、『Acuity LED 1600R』の豊かな表現力が大いに役立つと思います」

また、ウィンドウ装飾をさらに発展させた、屋内外装飾への新たな展開にも期待を寄せる。

「まずは、高齢者施設への展開を考えています。施設入居者の思い出の家具や自宅玄関などの写真を撮影して、それをプリントし、施設の壁を装飾するというサービスを試験的にやってみたところ、入居者の方に大変喜ばれました」と大久保部長は話す。さらに近年、バスのラッピング広告などでもUVインクジェットプリンターを活用してきた経験から、UVインクは日差しや雨風による劣化が少ないことを実感。このことを踏まえ、今後は屋外での長期使用への提案も構想する。

「ガラスの飛散防止と同時に、美しいグラフィックで広告宣伝にも使えるウィンドウフィルムを展開できないかと考えています。ニーズは必ずあると思っています。『Acuity LED 1600R』の高性能なインクとプリント品質を武器に、今後は広告業界にとどまらず、建築業界のお客さまにも提案を広げていける可能性を感じています」

【写真】オペレーターの鈴木氏(左)と大久保部長(右)


本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社 広報宣伝部
  • TEL :03-6419-0380
  • FAX :03-6419-9896
  • 〒106-0031
    東京都港区西麻布2-26-30 富士フイルム西麻布ビル
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