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富士ゼロックス
海老名事業所(神奈川県)内に新拠点『Future Edge』を開設
オープンイノベーションを推進し、印刷業務の生産性向上・働き方改革にも貢献
2018年7月6日
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社
富士ゼロックス株式会社(代表取締役社長:玉井 光一)は5月30日、印刷技術を活用したコミュニケーションの変革にお客さまとともに取り組むオープンイノベーション拠点『Future Edge(フューチャー・エッジ)』を、神奈川県海老名市の海老名事業所内に開設した。同施設は、グローバルな視点でコミュニケーションビジネスの未来を切り拓く最前線の拠点となることを目指し、印刷業務における生産性向上や働き方変革の実証にも取り組んでいく。
『Future Edge』は、総面積約7,000㎡のスペースに、最新のデジタルプレスや関連ソフトウェア・サービス商品を展示し、来場者と富士ゼロックスの開発・生産担当者などが直接コミュニケーションをとりながら、新たなビジネスモデル創出に向けた議論や技術検証を行なえる施設となっている。
5月30日には、開設を記念してオープニングセレモニーを実施した。初めに、富士ゼロックスの常務執行役員グラフィックコミュニケーションサービス事業本部長・高木純が挨拶。富士ゼロックスのグラフィックコミュニケーションサービス事業の重点施策として「プリントオンデマンド領域の競争力・収益の強化」「インクジェットによる新たなデジタル印刷市場の獲得」「ワークフローによるデジタル・トランスフォーメーション」を挙げ、その実現のための中核拠点が『Future Edge』であると説明した。
海老名市長・内野優氏、全日本印刷工業組合連合会会長・臼田真人氏が祝辞と『Future Edge』への期待を述べた後、来賓代表によるテープカットが行なわれた。
続いて、富士ゼロックス執行役員・麻生修司が、『Future Edge』の概要を紹介。その中で、同施設が目指す“3つのEdge”について説明した。
・Smile Edge
多様な人々が暮らす社会に相互理解と活力をもたらす、より良いコミュニケーションの仕組みを、上流から下流まで一気通貫の印刷バリューチェーン全体でつなぐ。
・Global Edge
リアルに、あるいはバーチャルにつながる世界のアイデアとビジネスモデルの化学反応により、変革のスピードを加速させ、世界の印刷市場でのビジネス拡大を支援する。
・Innovators Edge
さまざまな組織・人材が知見や技能、異なる個性を持ち寄り、ぶつけ合うことで、未知なる地平を共に切り拓く。
セレモニーの後行なわれた見学会では、コミュニケーションに関するアイデアや仕組みを体感・検証する場「Smile Garden」と、そこから生み出される多様なデジタル印刷ニーズを具現化し、シームレスな加工やデリバリーを実証する場「Smart Factory」から構成される施設内を、設備の実演を交えながら紹介した。
「Smile Garden」では、さまざまなアプリケーションやクラウドサービスを活用した、より良いコミュニケーションを生み出す仕組みを展示。ワークショップなどを通じてそれを来場者に体感してもらいながら、新たなビジネスモデルを探求していくスペースとなっている。
「Smart Factory」には、富士ゼロックス製のプロダクションプリンター全機種および最新輪転インクジェットデジタルプレスに加え、富士フイルムのインクジェットデジタルプレス『Jet Press 720S』やワークフローシステム『FUJIFILM WORKFLOW XMF』、協力ベンダーのポストプレス機器などが集結。見学会では、小ロット多品種の印刷物を受注から配送まで管理する自動化ラインを披露した。
◎Future Edgeの詳細についてはこちらもご参照ください。
【所在地】
神奈川県海老名市本郷2274
富士ゼロックス株式会社 海老名事業所内
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