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お知らせ

 

下記内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(サービスの変更、組織変更など)がありますのでご了承ください。

新聞用完全無処理サーマルCTPプレート
『SUPERIA ZN-II』をIGAS2018で発表

市場の要望に応え、「合紙レス化」「エッジ描画性の向上」を実現

2018年7月25日

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社

【ロゴ】SUPERIA富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、2018年7月26日(木)から31日(火)まで東京ビックサイトで開催されるIGAS2018で、新世代の新聞用完全無処理サーマルCTPプレート『SUPERIA ZN-II』を発表します。本製品は、2015年に発売した新聞用完全無処理サーマルCTPプレート『SUPERIA ZN』の優れた性能を継承しながら、新たな独自技術の投入により、ユーザーから要望の多かった「合紙レス化」「エッジ描画性の向上」などを実現しました。


富士フイルムは2015年7月に、国内初の新聞用完全無処理サーマルCTPプレート『SUPERIA ZN』を発売しました。『SUPERIA ZN』は、アルカリ現像やガム処理などが一切不要で、CTPセッターでの露光完了後、そのまま印刷機にかけられるため、処理に関わる機器や薬品、電気などがすべて不要となり、富士フイルムが掲げる「5つの省資源」(省材料、省工数、省エネルギー、省排出、省ウォーター)を同時に実現します。

また、自動現像機が不要になることで、CTPの現場では、大幅な省スペース化が図れるほか、オペレーターは現像液・ガム液の液管理、自動現像機のタンク・ローラー・側板の洗浄、予備の薬品・ローラーの在庫管理などから解放され、作業時間の大幅な短縮が可能。現像液・ガムの廃液や、自動現像機の洗浄水がなくなることで、廃液・廃水量も削減できます。

さらに、富士フイルム独自のオーバーコート技術による版面保護効果で、耐キズ性にも優れるため、作業性の向上にも寄与しています。

こうしたメリットが評価され、『SUPERIA ZN』は全国の新聞社で導入が進み、2018年7月現在、25工場40ラインで活用されています。


一方、『SUPERIA ZN』の導入先からは、取り扱い性や品質面に関して、さらなる改良を望む声も寄せられていました。そこで、今回発表する『SUPERIA ZN-II』では、これらの要望に応えるため新規技術を投入し、『SUPERIA ZN』の優れた基本性能を継承しながら、下記の3点を実現しました。

(1)合紙レス化

『SUPERIA ZN』では、機上現像性とセッター給版性の両立のために合紙を使用していましたが、有処理プレートでは合紙レスが業界標準となっており、合紙除去機構を持たないセッターを使用している新聞社も少なくありません。同機構が必要になると、CTP更新時にコストアップになるため、合紙レスタイプの製品化を望む声が多く上がっていました。『SUPERIA ZN-II』では、プレート裏面のバックコート層に微小なマット剤を敷設する『MBW技術』の新規投入により、合紙レス化を実現しました。

(2)エッジ描画性の向上

『SUPERIA ZN』では、エッジ汚れ防止策として塗布した親水化剤により、エッジから3mmの範囲で描画できない領域があり、本紙ラテ面のはみ出し広告、スポーツ紙のはみ出し記事、パノラマ面などの使用に制約が生じていました。そこで『SUPERIA ZN-II』では、親水化剤を感光層全体に含ませ、機上現像によってエッジ部へと移動させる新技術『DDS技術』を採用。これにより、定評ある有処理プレート『SUPERIA HN-NⅤ』と同様、エッジ部まで描画が可能になりました。

(3)エッジ汚れ防止効果の向上

エッジ汚れの出方は、印刷条件や輪転機のコンディションによって異なりますが、『SUPERIA ZN』のエッジ汚れ防止性能は、必ずしも多様な印刷条件をカバーしきれていませんでした。『SUPERIA ZN-II』は、新規投入した『DDS技術』により、さまざまな印刷条件下でより確実にエッジ汚れの発生を抑えることが可能になりました。


【SUPERIA ZN-IIに採用した独自技術】

【図】ZN-II4大技術

『SUPERIA ZN-II』では、前述の2つの新技術と、『SUPERIA ZN』から継承した独自技術により、品質、生産性、取り扱い性などをすべて高いレベルで実現しています。


■MBW技術(Mattness Backside Wrapping Technology =裏面マットコーティング技術)

プレート裏面のバックコート層に、微小なマット剤をランダムに敷設することにより、プレート輸送・積み替え時のキズ発生や、セッター給版時の多重給版の防止効果を付与。これにより、要望の高かった「合紙レス化」を実現しました。さらに、このマット剤により、輪転機での版ズレも軽減されます。

【図】MBW技術・マット剤拡大


■DDS技術(Drag Delivery System Technology =ドラッグデリバリーシステム技術)

感光層全体に含ませた親水化剤を、機上現像の過程でプレートのエッジ部へと移動・浸透させる新技術。これにより、エッジ汚れの防止効果を高めながら、描画領域の制約を解消しました。

【図】DDS技術


HDN技術 (Hyper Dimension Networking Technology =超高次元ネットワーキング技術)

CTPセッターでのレーザー照射光エネルギーを効率よく重合反応に結び付けるために、感光層に使われている材料を、画像形成のためのネットワーク化に必要な成分のみに最適化。その結果、重合反応の高速化に成功し、ZN同等の高い耐刷性を実現しています。

【図】HDN技術


■MGZ技術(Multi Grain Z Technology =マルチグレインZ技術)

重合反応の高速化に合わせて、有処理プレート『HN-NⅤ』で定評ある「MGV」のマルチグレイン砂目を、無処理プレート用に最適化。ZNから継承されたこの技術は、表層側のマイクロポア径だけを高精度に拡大する「多段構造化」により、高速に固まった感光層の強度を安定的に保持できることで、耐刷性と耐汚れ性の向上に寄与します。

【図】MGZ技術


昨今、多くの新聞社で、紙面品質向上や効率化とともに、省資源・省エネ・省スペース化が重要な課題になっており、CTPの無処理化の流れはさらに加速するものと思われます。富士フイルムは今後も、市場の要望を最大限に採り入れながら版材およびシステムの開発に取り組み、新聞・印刷業界の発展に貢献してまいります。


本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社 広報宣伝部
  • TEL :03-6419-0380
  • FAX :03-6419-9896
  • 〒106-0031
    東京都港区西麻布2-26-30 富士フイルム西麻布ビル
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