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お知らせ

 

下記内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(サービスの変更、組織変更など)がありますのでご了承ください。

高耐刷完全無処理CTPプレートSUPERIA ZD-II導入事例――町田印刷株式会社

枚葉UV機・輪転機で期待通りの耐刷性を発揮

無処理化により生産効率向上とコスト削減効果も

2019年6月17日

町田印刷株式会社

  • 創業:1947年9月
  • 従業員数:160名
  • 住所:東京都中央区勝どき3-13-1 フォアフロントタワーⅡ 5階(本社)
  • ホームページ:https://www.machida.co.jp/

【画像】左から執行役員 戸田工場統括工場長・山口和広氏 執行役員 熊谷工場工場長・相川明仁氏 戸田工場枚葉部長・嶋田雅志氏


印刷機の状態を見直し、無処理化のメリットを最大限に引き出す

町田印刷は1947年に群馬県藤岡市で創業。商業印刷を中心に、企画・制作から印刷・加工、発送までを一貫して手がける総合印刷会社である。輪転機専用工場(熊谷工場)と枚葉機専用工場(戸田工場)を有し、大量印刷から小ロット・多品種印刷まで、クライアントの多様な要求に応えている。また、RGB画像の透明感のあるきめ細かな色彩を表現する『Machida 広色域印刷』や、冬季の枚葉印刷におけるインキ着肉不良を解消する『紙面昇温装置SION』など、独自の技術・製品を開発し、業界から高い評価を受けている。

持ち前の技術力を活かして印刷品質の向上を追求する町田印刷が、今回、完全無処理プレートの全面的採用に踏み切ったことは、同業他社からも注目を集めている。戸田工場を統括する山口執行役員は、無処理化に至った経緯をこう振り返る。

「以前から無処理プレートには関心を持っていましたが、当初はH-UV機での耐刷性に不安があったため導入を控えていました。しかし2年ほど前から、UV適性・耐刷性を高めた無処理プレートが市場に出始めたので、実際に運用されている印刷工場を見学するなど情報収集を行ないながら、導入の準備を進めてきました。これまでは有処理プレート『XP-F』を使用しており、その信頼性の高さを実感してきたので、無処理プレートについても富士フイルム製と決め、他の選択肢は考えませんでしたね」

同社では、まず戸田工場から無処理化に着手したが、同工場では、品質のさらなる安定化を図るため、CMS(カラーマネージメントシステム)の再構築にも取り組もうとしていた。

「せっかく富士フイルムの無処理プレートを導入するのなら、CMSについてもFFGSさんにサポートしていただこうと考えました。まず印刷機や印刷物の状態を診断していただき、その診断結果を踏まえて現在、枚葉機の色基準の策定を進めているところです。将来的には、戸田工場で構築したCMSを熊谷工場に水平展開し、両工場の色環境を揃えることで、よりフレキシブルに仕事を回せる体制づくりを視野に入れています」(山口執行役員)

色に関する課題を明確化し、CMSの再構築に取り組んだことで、完全無処理プレートの性能を最大限に活かせる環境が整ってきた。

戸田工場では、2018年初頭から『SUPERIA ZD』でのテストを開始。そこでポイントとなったのは、耐刷性と機上現像性だったが、複数の紙種で確認したところ、いずれも問題なく、総じて『XP-F』と同等の性能が得られることが確かめられた。同年11月から『SUPERIA ZD』の本格運用を始め、翌月からは、新たに発売された『SUPERIA ZD-II』に切り替えた。

【写真】戸田工場ではCTPの無処理化と同時にCMSの再構築にも取り組んでいる


■メインのH-UV機で充分な耐刷性・印刷適性を発揮

『SUPERIA ZD/ZD-II』導入による無処理化のメリットについて、山口執行役員は次のように語る。

「コスト面では、現像に関わる消耗品や電気代、メンテナンス費用などがなくなることで、2工場で大幅なコスト削減効果を見込んでいます。とくに戸田工場では、自現機のメンテナンスを外部に委託していたため、その外注費がなくなるのは大きなメリットですね」

さらに、嶋田部長によれば、品質や生産性の面でも明確な効果が出ているという。

「現像工程がなくなり、網点の変動要因が減ったことで、再現性がいままで以上に安定しました。また、現像処理時間(1版あたり1分)がなくなったことで、製版の生産性が約40版/時から約50版/時へ上がりました。戸田工場では月6,000分の時間短縮につながっています」

プレート出力のスピードが上がったことで、印刷現場での無駄な待ち時間もなくなり、印刷工程の効率化も一層進んだ。同社は短納期要求に応えるため、さまざまな面から生産工程の効率化を推進しており、その一環として戸田工場では2012年から2014年にかけてH-UV機を導入、熊谷工場では2018年にA横全判両面輪転機を導入している。今回、CTPの無処理化によってさらなる効率アップが図れたわけだ。

「戸田工場では現在、H-UV機2台と油性機2台を併用していますが、H-UV機の使用が7割ほどと多くなっています。したがって、プレートのUV適性も重要になってきますが、その点でも『SUPERIA ZD-II』は当社の要求レベルを充分満たしてくれていると思っています。印刷機のUV化とCTPの無処理化は業界全体の流れでもありますから、『SUPERIA ZD-II』のようなUV対応の無処理プレートの重要度はますます高まっていくのではないでしょうか」(山口執行役員)


■現場レイアウトや人員配置の最適化が可能に

町田印刷では、戸田工場の無処理化の成果を踏まえ、輪転機専用工場である熊谷工場においても無処理化を推進した。

「当工場の輪転機は、A横全判が2台、B縦半裁が2台、A縦全判が1台の3種類5台が稼働しています。昨今は輪転の仕事においても品質の向上と短納期が強く求められています」(相川執行役員)

輪転機では枚葉機以上にプレートの耐刷性能が求められるのは言うまでもない。『SUPERIA ZD-II』の耐刷性の高さは、先行導入した戸田工場で実証されてはいたが、熊谷工場への導入に際しても、あらためて輪転機ごとに検証を行なった。

「B縦・A横・A縦でそれぞれ100版ほどテストしました。FFGSさんからは、ZD-IIはZDに比べて耐刷性が大幅に上がっていると聞いていましたが、テスト印刷でその点も確認できました。ZD-IIは輪転機でもまったく問題ないですね」(相川執行役員)

熊谷工場が無処理化に踏み切った背景には、現場の作業負荷軽減と人員配置の最適化を図りたいという理由もあった。同工場では、自現機のメンテナンスは2名の社員が週1回、1時間半程度かけて行なっていたが、無処理化によってこの作業がゼロに。また、危険物の取り扱いがなくなることで資格者の配置も不要になった。さらに、自現機不要による省スペース化を活かし、現状フロアが分かれているCTP部門と印刷部門を、一つのフロアに集約することも検討しているという。

「CTPと印刷が同じフロアになれば、人の動線がスムーズになり、作業効率も高まります。場合によっては印刷オペレーターがCTP周りの作業を行なうといった対応も可能になる。必要なとき、必要なところに人員を動かせるというメリットも出てくるわけです。今後は人が柔軟に動いて活躍できる環境をつくっていくことが重要になってきます。無処理化は、そうした“人の活かし方”を見直すきっかけにもなったと考えています」(相川執行役員)

『SUPERIA ZD-II』の導入は、コストや生産性の面のみならず、人材活用も含めた“生産工程の効率化”につながっており、この点を町田印刷は高く評価している。同社は今後も、高い品質を維持しながら、設備の合理化、作業の省力化に取り組んでいくとしている。


【画像】熊谷工場でのオフ輪印刷においてもZD-IIは優れた耐刷性を発揮している


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  • 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社 広報宣伝部
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