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松本印刷株式会社

 

元画像の印象を変えず高品質に一発変換。

色補正にかかる時間や労力が半減。

colorium

企業概要

松本印刷株式会社

“お客さまの信頼こそ我が社の繁栄なり”を信条に、地元密着型の営業活動を展開。デザイン・制作から印刷・後加工までの一貫生産で高品質・短納期要求に応えている。近年、デジタルカメラ画像の入稿が急速に増えてきたことから、RGBデータを軸とした品質管理に着目。2003年8月には品質向上委員会を組織し、「RGBワークフロー」の確立に向けたCMSの構築に着手した。その一環として2004年10月、 C-Fit ImageTransおよびモニタープルーフを同時に導入。画像データの変換・補正作業の大幅な効率化、品質の安定化など、大きな効果を挙げている。
(2005年1月取材)

会社名

松本印刷株式会社

代表者 松本憲治 氏(取締役社長)
創業 昭和7年5月1日
設立 昭和36年4月13日
従業員数 270名
所在地 静岡県榛原郡吉田町片岡2210(本社)

[写真]松本憲治 氏

松本憲治 氏
代表取締役社長

[写真]石川雅彦 氏

石川雅彦 氏
生産本部
係長

[写真]伊藤直裕 氏

伊藤直裕 氏
PLEX課
主任


インタビュー

i-ColorQC導入の目的は?

松本社長
当社は一昨年の8月に「品質向上委員会」を立ち上げ、CMSの確立を重点課題として品質管理の徹底に取り組んできました。最終的にはデータをRGBで一元管理するワークフローを構築したいと考えているのですが、今回のC-Fitの導入はその一つのステップと位置づけています。品質の安定化のためのツールとして必要と判断し、導入を決めました。

伊藤主任
最近、デジタルカメラで撮影した画像をはじめ、RGBデータの入稿が増えています。その中で、プロのカメラマンが撮影されたデジカメ画像は、ある程度高い品質で入稿されますが、アマチュアの方が撮影された画像、あるいは家庭用スキャナで取り込まれた画像などは、品質に大きなバラツキがあるので、当社で適正な画質に補正する必要があります。通販カタログなどの場合、これが1誌で2000点~3000点に上るものもあり、補正作業だけでも大変な手間と時間がかかっていたんですね。オペレーターが掛かりきりになってしまい、他の作業に影響が出るので、なんとか人数を増やさずにスピードアップしたかった。そのためのツールを探していたところ、ちょうどFFGSさんからC-Fitの提案をいただいたのです。

石川係長

いままでは一般的なソフトで「RGB-RGB変換」あるいは「RGB-CMYK変換」を行なっていたのですが、労力もさることながら、品質の面でも改善の必要性を感じていました。たとえば、CMYK変換したときに、ガマットが小さくなる分、どうしても思惑と違った色になってしまう部分が出てきてしまう。また、オペレーターによって変換後の品質にバラツキが出てしまう―といったことです。C-Fitは、 CMYK変換しても見た目の元画像の印象が変わらず、しかもバッチ処理が可能ということで、非常に魅力を感じました。実は、現場では以前から、富士フイルムさんのソフトは使い勝手が良いと評判で、今回も「入れるならぜひ富士フイルム製品を」という意向がありました。実際に、C-Fitで当社のデータを変換して検証したところ、操作性においても、精度の面でも、期待通りの性能が確認できたので、早速、導入することにしました。

モニタープルーフを併せて導入した理由は?

伊藤主任

RGBからCMYKへ変換した画像の色を、モニター上で正確に確認できるようにしたいと考えたのです。印刷したときの色を、紙に出力せずにシミュレーションすることができれば、作業のいっそうの効率化が図れますからね。いま、プリプレス部門に3台、本社のスタジオに1台、同じモニターを設置し、主にそれぞれの現場での色確認用途に使っていますが、今後、色に関するコミュニケーションを円滑化するためのツールとしても活用していきたいと考えています。

石川係長
モニタープルーフは、新人教育においても大いに役立っています。網点の数値とモニター上での見た目とを同時に示しながら教えることができるので、より短時間で効果的に教育ができるようになりました。

C-Fit、モニタープルーフの活用状況は?

伊藤主任
現在最も多く活用しているのは、通販カタログの仕事です。隔月刊で、お客さまのほうで撮影されたデジカメ画像が3000点近く入るものです。以前は、汎用ソフトで1点ずつ、RGB-CMYK変換などを行なっていました。しかも変換だけでなく、RGBの段階である程度色を作り込むと同時に場合によっては切り抜きなどの処理を施し、さらにCMYK変換した後にも再び色調を補正する必要があったため、オペレーターにとって大きな負担になっていました。これをC-Fitに切り替えたおかげで、トータルの作業時間が半分近く削減されています。RGB-CMYK変換後の補正の手間がなくなったのが大きいですね。

石川係長
以前、静岡県内のデザイン系の専門学校からいただいた仕事で、色に関してクレームになったことがありました。専門学校の学生がデザインしたパンフレットを、当社で印刷するというものだったのですが、RGBで入稿されたデータをCMYK変換した際、色が変化したために、学生さんがイメージしていたものと違った印象に仕上がってしまったんですね。そこで、私どもは作業のフローを再検討しまして、RGBで入稿されたデータをC-FitでCMYK変換し、それをプルーフとしてあらかじめ見ていただくことにしました。C-Fitなら、元データの印象のまま変換できますし、事前確認によって、トラブルも防げます。また、学生さんにも、RGBとCMYKのガマットの違いなどをご説明しました。近く、同じ仕事をいただくことになっており、C-Fitをはじめとする新しい仕組みの成果が発揮されると思います。


導入後のクライアントの反応は?

伊藤主任
お客さまからは、まだそれほど多くの反応があるわけではないのですが、「以前と比べて色がよく出るようになった、くすまなくなった」という評価はいただいています。品質面での効果は確実に伝わっているのではないでしょうか。

松本社長
今回のC-Fitやモニタープルーフの導入に関して、対外的なアナウンスはしていないのですが、今後、新しいツールの導入によって当社がどのようなメリットをお客さまに提供できるのか、より分かりやすい形でアピールしていくことも必要だと考えています。

RGBワークフロー構築に向けた今後の計画は?

石川係長
まず、ベースとなるCMSを早期に確立したいですね。これまで品質向上委員会を中心として取り組んできた成果を、いかにして社内にフィードバックするかが、さしあたっての課題です。また、現在ターゲットとしている自社色基準を、i-ColorQCのプログラムに沿って見直そうと考えています。いまの色基準は当社で独自に策定したものなので、それを再点検する意味でも、これは重要なプロセスになると思います。

伊藤主任
RGB段階での画像の作り込みに関して、リリースされ次第導入予定のRGB画像自動最適化サーバーソフトへの期待も大きいですね。一般の方がデジカメで撮影されたRGB画像を補正して、品質を揃えるという作業が非常に難しい部分なのですが、このソフトを使えば格段に効率化されるでしょう。オペレーターの技量による品質差も解消できると思います。

松本社長
私どもは、今後の方向性として、ニーズに応じてさまざまな媒体を組み合わせた提案を行なう「クロスメディア展開」を視野に入れています。それを考えると、CMYKをベースにした従来型のワークフローより、データをRGBで管理するフローのほうが、可能性が広がりますよね。C-Fitやモニタープルーフはそうした新展開において、欠かせないツールだと思います。RGBワークフローを早期に確立して、営業戦略に活かしていきたいですね。


関連情報

富士フイルムグループを統括する持株会社です。

富士フイルムグループのイメージングソリューション、インフォメーションソリューションをリードする事業会社。

富士フイルムグループのドキュメントソリューションをリードする事業会社。


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