株式会社三戸印刷所
企業概要

1926年(大正15年)創業以来、80年以上の歴史を誇る総合印刷会社。最新鋭の8色機を駆使した高精細印刷に取り組む一方、2008年3月には、極小ロットやOne to Oneへの対応で事業拡大図るべく、『DocuColor 5000 Digital Press』を導入。バリアブル印刷、エリアマーケティングなどの手法を要望に応じて活用しながら、顧客のプロモーション活動をトータルにサポートするという、従来とはまったく異なったアプローチで、「新規市場の開拓」「既存顧客との関係強化」を進めている。
(2008年8月取材)
| 会社名 | 株式会社三戸印刷所 |
|---|---|
| 代表者 | 三戸俊彦 氏(代表取締役社長) |
| 創業 | 大正15年11月3日 |
| 従業員数 | 63名 |
| 所在地 | 秋田県秋田市旭北錦町3-50 |
![[写真]三戸俊彦 氏](pack/images/index_img_02.jpg)
三戸俊彦 氏
代表取締役社長
![[写真]佐藤正一郎 氏](pack/images/index_img_03.jpg)
佐藤正一郎 氏
営業統括部長
印刷営業士
![[写真]橋本敏宜 氏](pack/images/index_img_04.jpg)
橋本敏宜 氏
工場長代理
インタビュー
導入の狙いは?
三戸社長
近年、お客さまの求める印刷物の形態が大きく変化しており、とくに「500部以下」という小ロットの仕事が増えてきました。たとえば、「キャンペーン期間限定で配布する印刷物を50部だけ」というケースも珍しくありません。こうした要望に対して、品質やスピード、価格のすべての面で満足いただき、なおかつ採算のとれる形でお応えできる仕組みを確立したい、というのがそもそもの狙いでした。ただ、オンデマンドをビジネスとして成立させるには、設備だけでなく、営業についても新たな手法を採り入れる必要があると考え、営業面のサポートも含めて、FFGSさんにお願いしたわけです。
DocuColor 5000 Digital Press採用の決め手は?
三戸社長
導入にあたり、他メーカーの機種とさまざまな角度から比較検討したところ、まず出力品質の差が歴然としていました。とくに女性の肌など、他メーカーの機種ではザラツキやトーンジャンプが発生しやすいのに対し、DocuColor 5000では、驚くほど滑らかに美しく再現されます。デジタル印刷機にありがちな「スミ部分のテカリ」も解消されており、それどころか、テカリ具合をお客さまの好みに合わせて調整できてしまう。この再現力の差で、生産現場も営業も全員一致でDocuColor 5000に軍配を上げました。
橋本氏
機能面では、さまざまな設定を記憶させておき、それをボタン一つで呼び出して適用できる「操作性の良さ」にも魅力を感じました。これは、品質の高さを安定して発揮させるうえでとても重要な要素です。そしてもう一つ、FFGSさんの、サポート面での安心感も大きなポイントでした。機器のメンテナンスだけでなく、デジタル印刷における他社の成功事例など、マーケティングに関する情報もいただけるので、非常に心強いです。

現在の活用状況、営業面での導入効果は?
佐藤部長
チラシをはじめとした小ロット印刷に加え、イメージバリアブル技術を活用したエリアマーケティングの提案なども行なっています。具体的には、エンドユーザーの視点から「どうしたらこの商品を買っていただけるか」をお客さまと一緒に考え、効果的なプロモーション方法を提案します。実施後には効果を検証し、その結果を次の提案に反映していく。その中で、一つのツールとしてバリアブルDMなどの印刷物を提供していくわけです。これは初めて経験する営業手法ですが、新たなニーズを掘り起こすことができ、確かな手応えを感じています。
橋本氏
一方で、Office系ソフトで作成したデータを持って来られて、その場で「印刷仕上がりの色を見たい」というお客さまも増えているので、DocuColor 5000を「オフセット印刷のシミュレーション」にも活用できるよう、いま、8色機とのカラーマッチングを進めているところです。
今後の展開は?
三戸社長
これからの印刷ビジネスは、いかにして、個々のお客さまに最適なOne to Oneのソリューションを提案できるかが重要になると考えています。押し売りではなく、相互のコミュニケーションを通じてお客さまの要望にジャストフィットするソリューションを導き出し、バリアブル印刷、エリアマーケティング、あるいは高精細印刷といった手法を臨機応変に組み合わせて活用する。 DocuColor 5000の導入は、このような新しい営業方法を実践する良いきっかけになりました。今後、「デジタル印刷+オフセット印刷」の両刀で、いかに「お客さまの求める効果」を提供できるか、実践を重ねながら、さらに研究していきたいと思います。


