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株式会社大成美術印刷所

 

ET-Sへの全面切り替えにより、

CTP工程の「廃液ゼロ化」を一気に達成。

ET-S

企業概要

株式会社大成美術印刷所

商印分野を中心に、優れた企画力・技術力を活かした付加価値の高い印刷物を提供しており、斜めカットのメモ帳『ななめもーる』(特許取得済)など、オリジナル商品の開発にも力を入れている。また、予備紙削減への取り組みをはじめ、 ISO14001(2004年)およびFSC/COC(2006年)の認証取得、湿し水ろ過装置・NonVOCインキ・ノンアルコール湿し水の採用など、環境対策を積極的に推進。ET-Sもその一環として導入し、約4ヵ月のテスト運用を経て、今年5月、全面切り替えに踏み切った。 (2007年6月取材)

会社名

株式会社大成美術印刷所

代表者 新保大八 氏(代表取締役社長)
設立 昭和27年7月30日
従業員数 100名
所在地 東京都中央区湊1-8-12 TIビル(本社)

[写真]新保大八 氏

新保大八 氏
代表取締役

[写真]山田幸男 氏

山田幸男 氏
製造部
部長

[写真]渡辺伸男 氏

渡辺伸男 氏
製造部
印刷グループ
リーダー

[写真]野呂昌弘 氏

野呂昌弘 氏
営業推進グループ


インタビュー

ET-S導入の経緯は?

新保社長
当社は、2004年にISO14001の認証を取得して以降、環境負荷低減に向けた取り組みを全社的に推進しています。その一環として、昨年、湿し水ろ過装置を導入するとともに、インキをNonVOCタイプに、湿し水をノンアルコールタイプに切り替えるなど、印刷工程の環境対策を重点的に実施しました。その結果、品質を落とすことなく、廃水を限りなくゼロに近づけることができたので、次のステップとして、もう一つの課題である「CTP工程における現像廃液の削減」に取り組み始めたわけです。環境対策の方向性としては、水なし印刷という選択肢もありましたが、既存の設備をそのまま活かし、よりスピーディーに切り替えるために、「通常の水あり印刷+廃液対策」という形をとりました。

渡辺リーダー
2年前の展示会でET-Sの印刷実演を見て、品質的には充分使えそうだという感触を得ていました。そこで昨年、環境対応の方向性が固まったところで、導入への具体的な検討に入り、今年1月に早速テスト運用を開始したのです。当初は、印刷機のコンディションによっては機上現像が上手くいかないこともありましたが、それも周辺の条件を改善することで解決でき、高精細印刷やロングランのテストでも一定の基準をクリアできたので、5月の連休明けに、正式に導入。現像機は取り外してしまい、全面切り替えによって一気に「完全無処理化」を実現しました。

ET-Sに対する評価は?

山田部長
正式導入後は、トラブルもなく非常に順調です。印刷品質は、通常処理版のHP-Fとまったく遜色ないレベルですね。また、ノンアルコール印刷への取り組みで印刷機の管理レベルが上がっていたこともあり、比較的容易に切り替えができました。

渡辺リーダー
現像という一つの変動要因を取り除けたことは、品質の安定化だけでなく、作業の効率化にもつながっています。

野呂氏

無処理版は「検版性がネック」と言われることもありますが、PDFワークフローを構築している当社の場合、文字や絵柄のチェックは出力前に確実に済ませてしまい、もともと版上での検版は行なっていないので、とくに問題はありませんでした。もちろん、CTP 工程では版設計通りに出力できているかの確認は行ないますが、そのために必要な最低限の視認性は備えていると思います。

ET-Sの導入効果を活かした営業戦略は?

新保社長
今回、CTPを完全無処理化したことで、「CTP工程の現像廃液」と「印刷工程の湿し水廃水」という2 大環境負荷を削減することができ、社会の環境に対するニーズに充分応えられる体制が整ったと思っています。この取り組みは、さまざまな要素が複合的に絡んでいるので、理解していただくのが難しい面もありますが、今後、自社Webサイト・営業ツールなどを通じて、より広くアピールしていこうと考えています。

今後の展開は?

新保社長
昨年から今年にかけて、機資材面での環境対策を集中的に行なってきましたが、これからは、もう一度原点に戻り、予備紙削減に向けた取り組みを強化していきます。紙の消費は最も環境への影響が大きい部分ですので、徹底的にムダを減らし、さらなる社会貢献につなげていきたいですね。

関連情報

富士フイルムグループを統括する持株会社です。

富士フイルムグループのイメージングソリューション、インフォメーションソリューションをリードする事業会社。

富士フイルムグループのドキュメントソリューションをリードする事業会社。


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