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株式会社マツモト

 

アルバム製作における高品質・少部数対応を一段と強化

「オフセット品質を凌駕するデジタル印刷」で新たな付加価値を提供

Jet Press 720

企業概要

株式会社マツモト

アルバム製作で全国トップクラスのシェアを誇る株式会社マツモトは、2012年10月、富士フイルムのインクジェットデジタル印刷機『Jet Press 720』をいち早く導入。2011年秋に導入したワークフローシステム『XMF』と併せ、アルバムやフォトブックの多品種小ロット化・高品質要求に応える生産体制を強化した。『Jet Press 720』および『XMF』の導入経緯や活用効果などについて、松本敬三郎社長、東京営業所・松本大輝所長に訊いた。
(2013年8月取材)

会社名

株式会社マツモト

代表者 松本敬三郎 氏
創業 昭和7年
所在地 本社/福岡県北九州市門司区社ノ木1-2-1

[写真]松本敬三郎 氏

松本敬三郎 氏
代表取締役社長

[写真]松本大輝 氏

松本大輝 氏
東京営業所所長


インタビュー

導入の決め手は“画期的な再現品質”

マツモトは、1932年、学校用アルバムを製作する写真館「松本写真工芸所」として創業。49年に合資会社松本写真印刷社に組織変更し、製版・印刷から製本までを一貫して行なう体制に。89年より現社名となり、アルバムだけでなく商業印刷分野にも事業領域を拡大。さらに2004年頃からは、インターネットを活用した独自のサービスを次々と開発。1冊からフォトブックが作成できる「Kぴぃ」や、手軽に著書を出版できる「ホンニナル出版」、最近では高精細FMスクリーン印刷に対応する印刷通販「プリエイト」など、多彩な印刷サービスを展開し、幅広いユーザーから支持を集めている。

一方、設備面では、早くからオフセット印刷機やDTPの導入を進め、1994年には8色両面印刷機や自動製本ラインを設置するなど、総合印刷会社としての生産基盤を築く。また、インターネットサービスの展開と合わせ、ハイエンドのフルカラーデジタルプレス『Xerox iGen3 Press』『Xerox iGen4 Press』を導入し、高速・高品質のオンデマンド出力環境を構築。2009年からは超高精細FMスクリーン印刷を採り入れている。

昨年、新たな戦略機として『Jet Press 720』を導入したのは、「少部数のアルバムを、より高品質に」という狙いからだった。昨今の少子化により、スクールアルバムもいま、他の多くの印刷物と同様、少部数化の傾向にある。しかも、写真の再現品質に対する要求は厳しい。同社では、この「少部数・高品質」のニーズに、より高いレベルで応えていくための設備を検討していた。

松本社長
「さまざまなデジタル印刷機が市場に出ていますが、品質面で満足できるものを探すと、『Jet Press 720』以外にありませんでした。『Jet Press 720』の品質の高さは、出力サンプルを見せていただいたときに直感しましたね。たとえば平網のムラの少なさなど、いままでのオフセット印刷機・POD機とは次元が違いますし、他のインクジェットデジタル印刷機と比較しても、トップクラスの仕上がり品質です。これが、導入の一番の決め手になりました」

創業以来80年余りの歴史の中で、同社が一貫してこだわり続けてきたのが「品質」である。松本社長自身も、とりわけ写真品質に対しては厳しい目を持っている。

松本社長
「いまでは写真のカラープリントも品質が相当良くなっていますが、少なくともそれと比べて品質が劣るようでは、アルバム用途の印刷機として使えません。私はかれこれ50年近く写真というものを見ていますので、カラープリントより品質が落ちるものはすぐにわかりますし、お客さまもその点には非常にシビアです。しかし『Jet Press 720』では、お客さまからのクレームはまったくありません。クレームが来ないというのは、当たり前のことのようですが、それだけ高く評価されているということでもあります。デジタル印刷でこの品質が実現したのは、画期的なことだと思いますよ」

マツモトではこれまで、電子写真方式の『Xerox iGen3 Press』および『Xerox iGen4 Press』とオフセット印刷機を、部数に応じて使い分けてきたが、ここに『Jet Press 720』が加わったことによって、アルバムやフォトブックのような「少部数で、かつ品質要求の厳しい印刷物」を、オフセット以上のクオリティで提供することが可能になった。これは同社のビジネス戦略上、新たな強みになっている。

一方、生産現場においても、『Jet Press 720』に対する評価は上々だという。

松本所長
「オフセット印刷機も最近は自動化が進み、以前ほど経験や勘を必要としなくなっていますが、『Jet Press 720』は、やはりデジタル印刷機だけあってそれ以上に簡単な操作で色を安定させることができます。これは、いままでオフセット印刷機を担当していたオペレーターにとって良い意味でカルチャーショックのようなところがあったようですね。生産効率や印刷品質に対しては、現場の者も高く評価していますし、オペレーターによるバラツキもほとんどなくなりました」

マツモトの主力商品であるアルバムの高付加価値化に大きく寄与している『Jet Press 720』だが、すでにフル稼働状態のため、同社では早くも2台目の『Jet Press 720』導入の準備を進めている。生産体制を強化したうえで、商品の幅をさらに拡げていく考えだ。

松本所長
「今後、『Jet Press 720』でなければできないような独自の商品を開発し、新たなマーケットを創っていこうと考えています」

デジタルプレス+XMF/XMF Remoteで万全の少部数・多ジョブ化対応

同社のアルバム事業においては、高い品質要求に応える体制と同時に、多くのジョブを短納期でこなす効率的な製作フローの構築も重要な課題になっている。アルバムの仕事は、全国6,000校以上の学校・幼稚園から、約1,000社の写真館を通して受注。クライアント数が多いうえに、とくに卒業アルバムは納期が同時期に集中するため、製作工程にも自ずと“大量ジョブの同時並行処理”が求められる。そこで同社は2年前、『XMF』を核とした独自のワークフローを構築し、入稿から校正、出力までの自動化を図った。

基本的な工程は、1/XMFと連動した入出稿用サーバを介して、クライアントから入稿データを受け取る。2/制作部門で編集を行ない、レイアウトPDFデータを入出稿用サーバにアップ。3/『XMF Complete』でRIP処理された校正用データが『XMF Remote』上に公開される。4/クライアントは『XMF Remote』上で校正を行ない、承認。5/マツモトの出力担当者が大貼り指定ツールで適切な大貼りパターンを選択して出力、という流れになる。マツモト、クライアントの双方とも、工数が最小限で済むうえ、入稿データ・出稿データの振り分けもサーバ内で自動処理されるため、データの取り違えや先祖返りといったトラブルも防げる。このXMFフローの導入効果について、松本社長はこう語る。

松本社長
「私どもは従来から生産工程の効率化を追求してきましたが、『XMF』によって、さらに理想的な製作環境が確立できました。とくに、校正にかかわる部分では、『XMF Remote』によって社内だけでなくお客さまの労力削減にも大きく貢献できています」

また、松本社長は『XMF』の機能について「日本での使い方をよく考えて設計されている」と評価する。

松本社長
「操作性の良さもさることながら、他のシステムとの連繋がとりやすく、構成の自由度が高いことも当社にとっては重要なポイントでした。ここまで多様な要望を満たしたシステムを短期間で構築できるのは、『XMF』ならではの魅力だと思います」  現在はアルバム製作で運用している『XMF』だが、その導入メリットの大きさから、同社は商業印刷フローへの採用も視野に入れている。

最後に、『Jet Press 720』や『XMF』を活かした全社的な今後の戦略について、松本社長は次のように語った。

松本社長
「『Jet Press 720』のようなデジタル印刷機を最大限に活かせるフィールドを、今後も積極的に攻めていきたいですね。もちろん、インターネットとの組み合わせによる新たなサービス展開も考えています。その中で大事にしなければいけないのは、やはり品質です。日本は世界で最も品質に厳しい市場ですから、まず高品質を基本にして、そこにさまざまな付加価値を乗せて戦っていく。『XMF』と『Jet Press 720』は、そのための基盤として重要なインフラであり、戦力であると捉えています」

(2013年11月19日寄稿)

関連情報

富士フイルムグループを統括する持株会社です。

富士フイルムグループのイメージングソリューション、インフォメーションソリューションをリードする事業会社。

富士フイルムグループのドキュメントソリューションをリードする事業会社。


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