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株式会社博進堂

 

Jet Pressの広色域を活かしたRGBワークフローで

小ロット高級美術印刷などの新たな需要を創出。

Jet Press 720

企業概要

学校アルバム制作で知られる株式会社博進堂(本社:新潟市東区木工新町378-2、代表取締役社長:清水 伸氏)は、2011年11月、インクジェットデジタル印刷機『Jet Press 720』を導入し、主力商品のアルバムの品質・生産性アップに加え、小ロットの高級美術印刷などの新規受注にもつなげている。また、クリエイターとのコラボレーション企画にも積極的に取り組んでおり、2014年5月には、写真家・中村脩氏の写真展(Jet Press出力した作品を展示)や、一般参加者が新潟の町を歩きながら撮影した写真をJet Pressで写真集に仕上げて贈呈する『NIIGATA eye フォトウォーク』に、企画・制作面で協力した。
(2014年5月取材)

会社名

株式会社博進堂

代表者 清水 伸 氏
創業 大正10年
従業員数 171名
所在地 本社/新潟県新潟市東区木工新町378-2

[写真]清水 美知夫 氏

清水 美知夫 氏
代表取締役会長

[写真]清水 伸 氏

清水 伸 氏
代表取締役社長


インタビュー

新市場開拓のための戦略機として導入

博進堂は、大正10年に新潟市旭町で創業。当初はオリジナル絵はがきや美術複製印刷が中心であったが、徐々に学校アルバムの制作へと軸足を移す。昭和50年代に入ってからは、『学校あるばむ編集ノオト』をはじめとする学校アルバムづくりのための書籍の出版や最新設備の積極導入を進めながら、“受注体質から創注体質への変革”を図り、事業領域も商業印刷やデザイン、出版などへと拡げてきた。

そんな同社が『Jet Press 720』を導入したのは、販売開始から間もない2011年11月。オフセット印刷を超える色再現性と、デジタル印刷機ならではの機動力が大きな決め手となった。

「導入にあたっては、2つのポイントを重視しました。一つは品質。アルバムで求められる高い品質が安定して得られるかどうか。もう一つは生産性。従来の5色オフセット機に代わる新たな生産機としてどれほどの機動力が発揮されるか、ということです。実際に導入してからは、軌道に乗るまでは苦労もありましたが、現在は非常に順調に稼働しており、期待どおりの性能を発揮してくれています」(清水社長)

メインの用途である学校アルバムは、全国約3,000校から受注しているが、特定の期間に作業が集中し、多品種で短納期、しかも品質要求レベルも高い。まさに『Jet Press 720』のメリットが存分に発揮される分野だ。2014年初頭の繁忙期には、24時間体制で稼働させ、『Jet Press 720』だけで1日200台あまりの印刷をこなしたという。また、最近需要が伸びているコンシューマ向けのフォトブックの仕事にも活用しており、Web受注システムとの組み合わせでより短納期・高画質のサービスを提供し、他社との差別化を図っている。

このように、博進堂の主力事業を支える新戦力としてフル稼働している『Jet Press 720』だが、同社の最大の狙いは、単なる“オフセット印刷のデジタル化”ではなく、新たな分野へと事業領域を拡げていくことにある。つまり、Jet Pressを“新市場開拓のための戦略機”と位置付けているのである。

Jet Press品質でクリエイティブの新たな可能性を引き出す

『Jet Press 720』による事業領域拡大に向けた新たな試みとして、同社がいま力を入れているのが、デジカメの写真データをCMYK変換せずRGBのままJet Press出力する「RGBワークフロー」の確立だ。インクジェットならではの広色域を活かし、オリジナル写真データの鮮やかな色彩をより忠実に再現する仕組みを構築することで、これまでのオフセット印刷では対応が難しかった「小ロットの高級写真集」などの需要に応えていこうという戦略である。

その成果は、さまざまな形で表われている。5月1日から31日まで新潟市の旧齋藤家別邸で開催された中村脩氏の写真展『水が作る豊かな風景~新潟原風景』もその一つだ。地元・新潟の風景を30年以上にわたり撮り続けている中村氏の作品約60点を、博進堂の『Jet Press 720』で出力し展示。通常のオフセット印刷とも印画紙プリントとも違う鮮鋭で豊かな色再現が、来場者に好評を博した。中村氏自身も、『Jet Press 720』の品質を高く評価する。

「カメラマンは、自分の作品がきれいに上がるのであればどんな方法でもいいと思っています。しかし、これまでオフセット印刷ではなかなか思ったとおりの色が出せず、6色機を使っても満足のいく仕上がりが得られなかった。そんな中、博進堂さんから『Jet Press 720』の出力サンプルを見せていただいたところ、従来のオフセット印刷とも写真とも違う品質に驚き、大きな可能性を感じたのです。そこで今回、旧齋藤家の方から写真展のお話をいただいたときに、ぜひJet Pressでやってみようと。少々特殊な用紙を使い、RGBのデータをダイレクトにJet Pressで印刷することによって、いままでにないクオリティが実現しました」(中村氏)

写真展と並行して、『NIIGATA eye フォトウォーク』というイベントも開催(主催:新潟市旧齋藤家別邸、中村脩氏)。一般の参加者が新潟市内を歩きながら町並みを撮影し、その写真を博進堂が編集、Jet Press出力して写真集にまとめ、各参加者に贈呈するという企画である。フォトウォーク(町歩き撮影)の後、中村氏と博進堂のディレクター・岡崎雄司氏が講師を務めてワークショップを実施し(紙面レイアウト、コピーライティング、画像処理など)、写真集の製作工程を体験できる場も提供した。この企画も、『Jet Press 720』による小ロット・高画質の写真出力を活かして実現したものだ。

「Jet Pressは、アイデア次第でいろいろな活用ができると思います。カメラマンやイラストレーター、デザイナーなどが新たな企画に挑戦するうえで、非常に有効なツールになる。今回開催した『フォトウォーク』も、Jet Pressをどう使い、一般の方にどんな価値を提供できるかという一つの提案になるのではないかと考え、企画しました。今後もぜひ、博進堂さんに協力いただきながら継続的に開催していければと思っています」(中村氏)

一方、印刷関連会社やデザイナー・写真家向けには、5月20日・27日の両日、博進堂本社にて『Jet Press 720』のオープンハウスを開催(富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ、富士フイルムデジタルプレスとの共催)。出力実演と機能紹介のセミナーを行ない、『Jet Press 720』によるRGBワークフローのメリットや、市場開拓のヒントを提示した。

このセミナーの中で、同社の清水美知夫会長は、『Jet Press 720』の活用戦略について次のように語った。

「Jet Pressは、小ロット・短納期・高品質の学校アルバムにも大いに活躍してくれていますが、今後は、デジタルと広色域という特性を活かして、アート印刷の分野にも積極的に取り組んでいこうと考えています。これまで手の届かなかった新しい市場を視野に入れ、“印刷のイノベーション”に取り組んでいきます」

関連情報

富士フイルムグループを統括する持株会社です。

富士フイルムグループのイメージングソリューション、インフォメーションソリューションをリードする事業会社。

富士フイルムグループのドキュメントソリューションをリードする事業会社。


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