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株式会社朝日プリンテック

 

廃液量・処理費用とも期待どおりの削減効果を発揮。

数字で見える明確な成果により社員の環境意識もさらに高まった。

XR-2000/5000

企業概要

株式会社朝日プリンテック

国内最大手の新聞印刷会社。全国に12の工場を有し、朝日新聞の6割にあたる480万部の印刷を手がけるほか、東京新聞、読売新聞などの印刷も行なう。高度な印刷技術に定評があり、2004年には日本で初めて新聞印刷用FMスクリーンの実用化を果たし(2005年度日本新聞協会賞受賞)、2010年にはINCQC(国際新聞カラー品質クラブ)コンテストで世界第2位を受賞している。環境対策にも力を入れており、全拠点でISO14001認証を取得し、古紙の再利用をはじめ、省エネ・省資源、廃棄物削減の取り組みを積極的に推進している。
(2011年7月取材)

会社名

株式会社朝日プリンテック

代表者 伊中義明 氏(代表取締役社長)
設立 平成9年8月
従業員数 950名
所在地 東京都中央区築地5-3-2(本社・築地工場)

[写真]伊中義明 氏

伊中義明 氏
代表取締役社長

[写真]川口美智彦 氏

川口美智彦 氏
築地工場
前工場長

[写真]木村一隆 氏

木村一隆 氏
築地工場
サブマネジャー


インタビュー

導入に至った背景は?

伊中社長
当社ではこれまで、省エネ・省資源・廃棄物削減を3つの柱として、ISO14001に則った環境対策を積極的に進めてきました。省エネルギーの面では、私どもの築地工場は朝日新聞社と同じ建物に入っていますので、空調などは建物全体で管理し、電力についても、照明はもちろん、さまざまな機器で使用量の削減を心がけています。省資源の面では日本最大の新聞印刷会社として大量に紙を使用していますので、古紙の利用はもちろん、より薄い紙、より少ないインキで高品質に刷れる技術にチャレンジし、新聞業界初となるFMスクリーンでの印刷技術を確立しました。そして、廃棄物削減の新たな施策として今回、環境面で先進的な取り組みをされているFFGSさんから『XR-5000』をご提案いただき、現像廃液を大幅に削減できるとお聞きしたので、早速テスト導入し、その効果を確かめることにしました。

テスト運用の結果と本格稼働後の成果は?

木村氏
装置が非常にコンパクトでシンプルな形状なので、工場内に簡単に設置することができました。まず短期テストを行なった結果、大幅な廃液削減が実現できましたので、引き続きロングランテストを実施。24時間連続運転させ、操作性やメンテナンスについても検証したところ、とても良好な結果が得られ、現像廃液の量も、設置前と比較して80%程度削減することができました。本稼働に入ってからも、トラブルもなく順調に運転できています。メンテナンスの手間もほとんどかからず、24時間“ほったらかし”の状態ですね(笑)。また、再生水は、2週間に1度行なっている、装置本体の洗浄にも再利用しています。

川口前工場長
『XR-5000』の導入によって、産廃の処理費用を年間で100~150万円ほど削減することができました。当社では、社員を対象に「ISO環境訓練」を定期的に実施していますが、その講習会において、電力などのエネルギーをはじめとして、紙、インキなどの資材の削減量、そして廃棄物の削減量など、具体的な成果を敢えて金額に換算して発表しています。このように「見える化」することで、社員の環境改善への意欲、省エネ・省資源への意識が、ますます高まってきたと感じています。

今後の展開は?

伊中社長
『XR-5000』のすばらしさは、廃液削減の成果がはっきりと数字で表われるところにあると思います。当社の「環境報告書」にも、導入の成果を明確に記すことができました。一般に、企業の環境対策というと、節約、低減、削減など、マイナスを積み上げることで成果を得ようとするケースが多いように感じます。もちろん、それも重要ですが、プラス志向による環境貢献も必要だと考えています。ニーズがあるところに、必ず技術は発達します。日本の新聞読者は活字の書体やサイズ、印刷品質についても世界で最も厳しい目を持っており、「品質と環境対応を高いレベルで両立させる」というニーズをひとつずつ克服していく姿勢から新しい技術が生まれてきました。新聞印刷用FMスクリーンの印刷技術の確立もその一つの例だと思います。現在、当社では、この技術と実績を活かし、同業他社に対しても新聞印刷に関するコンサルティングを行なっていますが、こうした技術やノウハウを業界内で広く共有し、WIN-WINの関係を築くことも、大きな意味での環境貢献につながることだと考えています。これからも、朝日新聞グループだけでなく、業界全体のメリットにつながるような取り組みを積極的に推進していきたいと考えています。

関連情報

富士フイルムグループを統括する持株会社です。

富士フイルムグループのイメージングソリューション、インフォメーションソリューションをリードする事業会社。

富士フイルムグループのドキュメントソリューションをリードする事業会社。


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